憲法違反の安保法制=戦争法は廃止へ!
2020年02月10日
こくた恵二は、憲法違反の安保法制=戦争法の施行によって、海外に派兵された自衛隊員が「殺し殺される」現実的な危険が生まれることを国会審議のなかで明らかにしました。「安保法制=戦争法反対の市民と野党の共闘」を誠実に追及しています。
「憲法の精神が息づく政治を!」と日々奮闘中。
(写真は安保法制特のTV質問の様子)
●2015年6月1日 まさに「戦争する国づくり」そのものだ!と批判、安保法制特でTV質問
衆院安保法制特別委員会で、安倍内閣が集団的自衛権の行使として「敵基地攻撃」が可能だとする見解をもっていることを指摘。日本がどこからも攻撃されていないのに自衛隊が米国の戦争に参加し、海外で武力行使する集団的自衛権行使の問題を追及しました。
安倍晋三総理大臣は他国領域内の敵基地攻撃について、「従来の考え方は法理上、新3要件でも変わりはない」と述べ、集団的自衛権行使による敵基地攻撃が憲法解釈上は可能になることを明言しました。
●2015年7月10日 衆院安保特で、入手した文書を示し、憲法違反の「戦争法案」の危険性を追求
衆院安保法制特別委員会で、「戦争法案」の問題点・危険性を追及しました。
○「純然たる軍事作戦」、追求で イラク「行動史」全容判明
イラク戦争の陸自内部文書を示し、危険な武器使用の実態を告発。「非戦闘地域」とされた、イラクのサマワでの「イラク復興支援」が実際はどのようなものであったのかをイラク派兵の経験と教訓を克明に記録した陸上自衛隊の内部文書「イラク復興支援活動行動史」によって明らかにしました。
○陸上自衛隊資料がかたるイラク派兵「戦場」の実態、危険性の記述 すべて「黒塗り」開示
こくた恵二議員が示した、陸上自衛隊イラク派兵(2004~06年)の「戦場」の実態と、その教訓を記録した「イラク復興支援活動行動史」(全2編、約430ページ)。
一方、政府が国会に提出した同じ文書では、戦闘さながらの事前訓練の内容や、現地の危険性に関する記述がことごとく黒塗りで隠されており、そのことが逆にイラク派兵の危険性を浮き立たせています。
○ホルムズ海峡封鎖“現実性が乏しい”、外務省内文書で明らかに
安倍政権が集団的自衛権行使で唯一念頭に置いている実例としてあげているホルムズ海峡の機雷掃海に関して、外務省は機雷敷設による海峡封鎖自体、“現実性が乏しい”とみていたことが、初めてわかりました。こくた恵二が、「取扱厳重注意」とされた外務省の内部資料から明らかにしたものです。
安倍首相が戦時下での機雷掃海を「受動的、限定的な活動だ」と答弁してきたことについて、「国際的な戦闘の場面では、まったく通用しない」と指摘。
「機雷掃海を『受動的、限定的な行動』などとしている国は存在するのか」と質問。岸田外務大臣は、「『受動的、限定的』という評価をしている国は承知していない」と答弁。国際的に通用しないことを認めました。
●憲法
無制限の海外での武力行使を可能にする9条改憲を許しません
●2018年05月11日 「戦闘リスク増大」、自衛隊内部文書を示して追及
●2020年2月10日 イランで海自艦艇追尾される「黒塗り航海日誌」示す