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三割も低入札 「厳正に調査する」 国交相―公用車運転手大量解雇問題

090326国土交通

昨日の続き
  昨日の国土交通委員会では、加納・国土交通副大臣の西松建設パーティー券問題のほかに、国交省の公用車管理業務の新たな入札で運転手の大量解雇が懸念される問題についても追及しました。この問題については3月11日の国土交通委員会でも質問しています。

三月期末を前に国交省が実施した公用車管理業務の新たな入札に絡み、運転手の千人を超える大量解雇が問題になっています。新たに落札した事業者は、年収二百万円にもとどかない低賃金で募集するなど、低価格での落札が問題になっていました。

090326国土交通2  私は「労働者が生活できない低賃金を押し付ける低価格の落札でいいのか」と指摘。

  増田官房長は、「予定価格の60%を下回る場合に実施する低入札価格調査の対象は、全契約数四五七件中一四一件、三十・九%となっている」ことを明らかにしました。

  私は「労務単価を引き上げ、労働者が生活できる賃金を保障するため、調査を厳正にやるべきだ」と指摘。

  金子・国土交通大臣(写真左)は「厳正に(調査を)実施していく。おかしなものは、はじかれて適正化に向かう」と答弁しました。

 

| コメント (5) | トラックバック (0) | Update: 2009/03/26

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コメント

先日は公務員について御返事頂いてありがとうございます。
僕は政治家により近い仕事に就くため公務員を目指しています。
今回は第二次補正予算にある定額給付金について質問があります。
トップ会談で決まったのですがこれを約一兆円の社会保障費に二兆円を使ってもらいたかったのですがどう思いますか?

 公務員志望とのこと。この間触れましたように、「国民全体の奉仕者」とならんことを希望します。

 定額給付金は、この制度に反対、景気対策として評価しない国民が補正予算の通った後でも依然7割もいました。

 2兆円使えるのなら、仕事も住居も奪われた人たちのために使うべきだ。2兆円といえば100万人に年間200万円だせる金額ではないか。

 事務費800億円は、障害者自立支援法をやめるのに必要なお金はわずか300億円、生活保護の母子加算200億円の4年分に匹敵するではないか。

 どうしてそのために使わないのか。誰が見ても役に立っているな、と思えるものに使って欲しいというのが国民の願いではないか。

 こんな風に、NHK日曜討論会で私は主張しましたが。

 国民の多くが、2兆円あるなら、もっとましな景気対策に使えるのではと思っているのではないでしょうか。

 こんにちわ、はじめまして
私は関東の国道出張所で先月まで委託車両管理員をしておりました者です。
先月、入札問題を国会で取り上げていただき、ありがとうございました。
私の現場も低入札で調査が入り保留状態になっていましたが、結局一番札を
取った新規の会社が落札し、私のもとには会社から今月末解雇の通知が自宅に届きました。
まー正社員でも働く現場が他にないようなので仕方ありません。
まだ3月末ではなく、4月末なので1ヶ月猶予を作ってくれたのが、せめてもの会社の誠意なのでしょう。
新規の会社は月給15万円(手取り11・2万円?)でボーナスなし、来年3月までの期間社員という大変厳しい待遇です。私のように妻子がいて子供がまだ成人していないような人間には到底生活してはいけません。
(今の会社の給料でさえ手取りは10万円代だったのですが・・・)
私は国道パトロールに誇りを持ってやってきました。
しかし、もう普通に所帯を持っているお父さんは、この仕事に就けなくなってしまいました。残念です。
本省の事務方は職員の運転する車に乗り、出先機関で働く委託の人間のことなんかなんとも思っていないのでしょうが
今、緊急雇用対策を進めている同じ国の機関でこんなことが許されていいのでしょうか?
でも穀田さんが国会で取り上げて下さり、本当に励みになりました。
ハローワークには人があふれている状態ですが、何とか職探しがんばります。
穀田さん、今後とも弱者の見方となってがんばってくださいね。

Noriさん、メールありがとうございます。

ほんとうに、国交省のやり方は許せません。あなたのメールを拝見しあらためて怒りを禁じ得ませんし、お返しする言葉ない思いです。

「国道パトロールに誇りを持ってやってきました」という言葉を、国交省に突きつけたい気持ちです。

建交労や全建労の組合からも情報をいただき、追及しました。いまさらと思うかもしれませんが、地元の建交労ともご相談いただくよう希望します。

「人間らしく働くルールの確立」めざしてともに頑張りましょう。

こくた 恵二拝

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