こくたが駆く

「ビートたけしのTVタックル」出演。原発推進の批判発言は放映されず!

  DSCN7062 1日、テレビ朝日で「ビートたけしのTVタックル」が放映されました。視てくれはりましたか?
   お知らせしていましたように、福島県からの「忘れちゃならない被災地の声」ということで、被災者が直接、事故後の対応、被災者の支援の不十分さをを追及する番組となりました。
   ただ私の発言は削られたので、事前報告を参考にしてください。
   被災地の声を反映させるという点では、思い切った良い企画だと述べた通りです。
   番組では、3・11から2年4カ月が経過しようとしているのに、現在も15万人が県外に避難し、除染も進まない事態を告発。さらに、復興予算から電力会社に110億円もの流用がされていることも告発しました。

   まず、復興予算が電力会社の支援に使われている問題で、自民党は「(復興予算の対象を被災地以外にも広げたことは)よかれと思ってした」と言い訳。民主党も「言い訳になるので、お詫びしたい」と発言。
   私は、「復興とはなんぞやということが問われている。復興基本法のあるべき姿に『国際競争力の強化』などの文言を入れて、被災地以外にも流用できるような法にした民主党・自民党の問題だ」と厳しく批判しました。

   司会の阿川さんは、私の発言を確認した上で、「それでは」と「一日も早い除染を」と進行。
   被災地の映像とともに、被災者の訴え。「私たちが何か悪いことをしたんですか。(ふるさとを)追い出されて、避難生活が長引くほど、自立が難しくなる。自立したい」。
   さらに「もう戻れないと思う人もいる。(政府と電力会社には)虫けらと思われている」「はっきりと帰れないと言え。自立させろ。賠償しろ」の声。自立にほど遠い農地のや農機具の買い取り額の実態が告発されました。

   民主党は、「まだ収束していない」とか言い訳。自民党も、「はじめに(民主党政権時代に)混乱があった」などと責任転嫁の発言に終始し、被災者の立場での復興については責任ある発言がありません。
   私は、「被災者の要望が第一。帰りたい人のためには、除染だ。しかし、(政府は)再除染はしないと言っている。帰れないと思う人には、保障が求められる」と指摘しました。
   議論を聞いていて、原発を推進してきた政治の責任が鋭く問われていると感じました。ちょうど、その思いを、大竹まこと氏が「政府と(政権)党と電力会社が、国策としてやってきたのではないか」と厳しい指摘。我が意を得たり。

   今回は、私の発言カットが多いですね。原発の再稼働、原発輸出を批判する発言は全部カットされました。極めて残念です。

 

| コメント (2) | トラックバック (0) | Update: 2013/07/02

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コメント

そうですね~
最後の発言は誰に怒ったのかわからない感じだったですからね~・・・
残念です・・・

話は変わり・・・
ツイッターデビューおめでとうございます!
フォローしましたよ~
よろしくお願いします
しかし、すべての発言にお返事書いてると疲れますから
ほどほどになさってくださいね~

 尼たまさん、優しい激励の言葉ありがとうございます。
 あまり無理をしないように心がけます。
 ときどき、つぶやいてください。

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