高麗美術館35周年記念 夏展『雲と碧と』//京都産業大学ギャラリー「京の河川絵図」

2023年07月2日

京都市北区の高麗美術館の「35周年記念 夏展『雲と碧と』」が7月1日から始まりました。さっそく訪ねました。
ちょうど大学生の研究活動の方々も、鄭喜斗代表理事の熱の入った説明を受けていました。

私は、「春展 満月白磁と花と~京都のなかの朝鮮美術」(4月1日から5月30日)には、統一地方選挙があり5月に足を運びました。今回は、開催初日に鑑賞することができました。

 

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今回、私の目をひいたのは、「青花辰砂雲龍文壺」
写真ではわかりにくいですが、辰砂と青のコントラストが見事です。
”辰砂”と言えば「河井寛次郎」氏の作品が思い起こされます。時代と国は違えども、色を描きだす努力には感嘆するしかありませんね。
今回も、鄭喜斗さんから説明をお聞きしました。

 

 

 

こちらは、高麗美術館の2階で、朝鮮の箪笥などが常設展示されており、司馬遼太郎さんや岡部伊都子さん、末川博さん、上田正昭さんなど京都ゆかりの著名人と高麗美術館の深い関わりを知ることができます。

鄭さんによると、今回から展示物の写真撮影がOKに。「ネットで当館の魅力をどんどん広げていただきたい」とのことでした。

 

 

 

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京都産業大学ギャラリーでは、「第27回企画展 京の河川絵図~水とくらし~」が開催中。7月8日まで、入場無料ですので、興味のある方はぜひ足をお運び下さい。

 

 

頂戴した図録と、チラシです。