原田完前京都府会議員の「慰労会」に参加し挨拶。

2023年07月3日

2日、京都市内で開催された原田完前京都府会議員団長の「慰労会」が開催されました。参加し、呼びかけ人を代表してご挨拶しました(大要を末尾に掲載します)。

慰労会には、西脇隆俊京都府知事、自民党から石田宗久府議会議長、近藤永太郎自民党府議団団長、荒巻隆三代表幹事・議会運営委員長に参加していただきました。
日本共産党からは、倉林明子参院議員(党副委員長)、渡辺和俊京都府委員長はじめ府委員会勤務の方々が参加しました。

写真、開会前にご参加のみなさんに挨拶する呼びかけ人のみなさんと。
左から田中ふじこ府会議員、平井良人京都市会議員、原田完前府議、倉林参院議員、私。(田中、平井両議員は司会を務めました)

 

 

懐かしい顔が多く、一人ひとりにご挨拶。
私もいろいろと激励を受け、「慰労会」も成功。たいへん良かったと思います。

 

 

 

呼びかけ人を代表しての挨拶で、私は、原田完前府会議員・完チャンの人となりを披瀝しました。その中で、治安維持法で弾圧されたお母さんの意思を引き継いだ原田さんの政治家としての原点、府会議員としての実績や国会で活動する私との連携した取り組み、なぜ原田さんが「京のお宝」と言われるのかについての私の「見解」などを紹介しました。
ぜひ末尾をご覧下さい。

 

 

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西脇京都府知事からは、「考えは違うが、農林漁業や伝統産業振興、中小企業支援などの質問を通じ、原田さんは現場の弱者の、また、困った方の声に寄り添い、それをどう現実のものとして実現するのか。あの手この手で行政を動かす得がたい議員だった」と振り返り、私との関係でも国土交通委員会でのやりとりを紹介いただき、「忘れ得ない思い出」とスピーチをいただきました。

 

 

倉林参院議員は、「私の言いたかった肝の部分は、西脇府知事に言われてしまったが、原田さんとはずっと二人三脚でやってきた。どうやったら困った業者や中小企業家、農林漁業者の要求が実現できるのか、まさに粘着力をもって取り組む姿をずっと近くで見てきた」と紹介。「今後の活躍を」と挨拶しました。

 

 

石田京都府議会議長、大島全企連理事長,岡野・岡野組社長からも心のこもった挨拶をいただきました。
ありがとうございました。

 

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お礼の挨拶を述べ、花束と記念品を贈られた原田完前府会議員。ちょうどこの日は完チャンの誕生日でもありました。

 

 

 

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以下、私の挨拶(大要)を掲載しておきます。

一、京都府会議員としての20年間お疲れ様でした。

一、完チャンの人と形(なり)
(1)何よりも原則性と柔軟性を持つ、今求められている共産党員だ。
「戦争への道か、それとも憲法に基づく平和への道か」日本の進路が問われる岐路に。
国会に居ると、あたかも大政翼賛会と見紛う事態。アメリカ言いなりの「敵基地攻撃能力保有」論で、米国統合防空ミサイル防衛の一体化で、日本を焦土と化す動き。
このような動きと真正面から闘う日本共産党へのバッシングの強まり。
この状況を見るとき、母上・山田とし子さん=「東京市電闘争。治安維持法で弾圧・投獄。節まげぬ平和の闘士」の血を受け継いだ完チャンの出番だ。

母上と同時代の共産党員・伊藤千代子の映画「わが青春はつきるとも」を推奨して上映運動を行っている。
諏訪高等女学校の校長を務めた歌人の土屋文明は、「こころざしつつたふれしをとめよ 新しき光の中におきて思はむ」「高き世をただ目ざすおとめらここにみれば 伊藤千代子がことぞかなしき」と、教え子を悼み詠んだ。

(2)抜群の企画力と突破力。
常にともに歩き学ばされた。2008年、西陣織工業組合から「ベストタイドレッサー賞」を受賞したときの宴の開催。さらに「議会制民主主義の発展をめざし国対委員長20年を祝うつどい」の実施も完チャンあってのことだ。
国会の質問戦で、京都のまちづくり。材あってこそ産業(瓦、木材、漆)が成り立つ、民泊問題、漁業等々数えればきりがない。

(3)「京のお宝」完チャン。
完チャンと呼ばれ「京のお宝」と称され親しまれている。なにゆえにそう呼ばれているのか?確かな説を聞いたことがない。そこで考えた。風体が「宝船」の布袋(ほてい)さんを想像させるからではないか。七福神の一人とされ「度量の広さ」「どんなことでも笑って許す心の広さ」を意味する七福神だそうな。
宝の意味するところは、まず困りごと相談を受けたら、要求実現の道筋をつけることにかけてはピカ一。地元商店街、伝統産業関係者、露天商は、いうに及ばず、経済界、建設業界等を包み込んでしまい、京都を良くするための共通の土俵に乗せてしまう。党綱領の観点、「統一戦線」の思想の発露に他ならない。

今年は京都に日本共産党が創立されて100年。完チャンの引き続く大車輪の活躍で、「日本の夜明けは京都から」、次の総選挙で日本共産党を躍進させる「日本の宝」としよう。ともに力を合わせ奮闘することを誓って挨拶としたい。

 

 

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