こくたが駆く

消費税の税率引き上げ、法人税引き下げの大合唱。財界・大企業の身勝手を許すな!震源地は財界-梅雨の京都で街頭演説

100613修学院 気象庁が本日「近畿地方が梅雨入りしたとみられる」と発表しました。昨年より10日ほど遅い梅雨入りのようです。本日の京都は朝からずっと「しとしととした」雨が降り続く「梅雨らしい」一日でした。

私は本日、雨の中で、一日中・街頭演説に走り回りました。

写真上は、左京区の修学院プラザ前交差点、先週6月3日に発表された参議院比例予定候補(2次発表分)の一人、浜田よしゆきさんとご一緒に訴えをおこなっているところ。左京区選出の梅木のりひで・京都府会議員もご一緒でした。

昨日のブログでは、普天間基地問題について訴えた部分を紹介したので、今日は消費税問題について訴えた部分をご紹介。

菅首相の所信表明演説では、確かに『消費税』という単語は慎重に避けています。しかし、「将来の税制」について以下のように述べて、今国会に、自民党から提出された「財政健全化責任法案」に言及し、超党派の「財政健全化検討会議」の設置を呼びかけています。

今国会、自民党から「財政健全化責任法案」が国会に提出されました。そこで提案があります。我が国の将来を左右するこの重大な課題について、与党・野党の壁を越えた国民的な議論が必要ではないでしょうか。財政健全化の緊要性を認める超党派の議員により「財政健全化検討会議」をつくり、建設的な議論を共に進めようではありませんか。

この、自民党から提出された「財政健全化責任法案」とは、消費税増税の方針を明示した内容です。ようするに、この演説は『消費税率の引き上げを超党派で推進しよう』という呼び掛けにほかなりません。

では、この消費税増税の震源地はどこか?日本経団連が4月13日『成長戦略 2010』と称して、法人税減税と消費税増税を一体にすすめる方向性を出しています。今回の消費税増税の方向は、財界の要求に答えたものなのです。これほど露骨な身勝手はありません。
自分たちの法人税は下げろ、その穴埋めに庶民には増税を押し付けろ。という内容ではありませんか。

消費税が導入されてからの22年で国民から224兆円を取り立てる一方、大企業の法人税などは208兆円が減額されています。そしてその間に資本金10億円以上の大企業は内部留保を229兆円に積み増ししているのです。

所信表明演説では、経済政策について「強い経済」「強い財政」「強い社会保障」を掲げました。誰にとって「強い」のかが問われます。国民ではなく財界・大企業に顔を向けた、財界にとって「強い」政治では国民の暮らしは良くならないことはハッキリしているのではないでしょうか?

大企業・財界にもしっかりモノが言える日本共産党を伸ばして、消費税増税にストップをかけましょう!

100613山科 追伸:写真左は、山科区の中央公園前。本庄たかお・前府会議員がご一緒でした。

昨日、演説会をおこなった会場の近所です。
  昨日のブログで書き漏らしていましたが、実は私は、1973年から10年間、この山科区・中央公園近くの市営住宅に住んでいました。当時の私は子育ての真っ最中、団地の目の前に消防署があるのですが、何度も子どもを救急車で運んでいただいたこともありました。その他にもイロイロな面で大変お世話になった地域です。演説でも、まずそのことのお礼から話を始めました。

 

| コメント (2) | トラックバック (0) | Update: 2010/06/13

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コメント

財政健全化責任法案、悪い法律ほど美名のもとに国民の前に提出してきますね。


どうせなら大企業が第一、国民生活は野となれ山となれ法案とでも命名してやりたいですよ。(怒)

 連日のメールありがとうございます。
 「みんなで渡れば怖くない」とばかりに、消費税増税大連立の動き、断じて許さじ!
 来るべき参院選挙で審判をくだしましょう。

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