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2日放送・NHK『追跡!AtoZ』―不公正な編集「二大政党の選択」に終始

 

090502NHK4  先月24日にNHKの取材を受け、 5月2日に放送される事はこのブログでもすでにお知らせしていました。
  いろいろ言われていますがそれでも公共放送・NHKですし、およそ30分のインタビューで、野党の共同は? 日本共産党の存在感は?雇用の危機、中小企業の厳しい現状と大企業の社会的責任との関係、 西松建設に絡んだ偽装献金疑惑について国会としての解明の責務・・・等々について語りました。
 
 実は、NHKの要望を受け、別の場面の収録もありました。
 4月27日に、日本共産党議員団全体に集まってもらい、志位和夫委員長と私のヤリトリなども新たに収録までしたのです。
 議員団会議では、補正予算質疑への闘いを真剣に議論しました。 補正予算がいかに大企業本位か、”入口” は大型公共事業中心のバラマキ、”出口”は国民負担の消費税増税だとの批判、
 さらにオバマ米大統領の「核兵器廃絶めざす」発言を歓迎し、国際交渉の開始を要請することなどの討論がありました。
 これらがどんな風にとりあげてもらえるのか、少しは期待したのですが、、、議員団の会議における議論の場面などは、 まったく無視する放映は率直に言って「二大政党喧伝の道具か?」と怒りにたえません。
 放送内容は「2大政党の選択」にばかり注目した、異常な偏向報道と言わざるを得ない内容でした。

 

090502NHK2  番組の冒頭「政権選択選挙に向け、麻生太郎首相と小沢一郎民主党代表の側近に密着」 として、自民党の大嶋理森国対委員長と、民主党の山岡賢次国対委員長の国会内でのやりとりの模様などが映し出されました。 (写真右)

  43分の放送時間、そのほとんどがこの2名の動向を追いかけるもので「解散総選挙に勝利するのは自民か、民主か」 という、2大政党による政権選択と総選挙の時期をめぐるかけひきばかりに注目した編集となっていました。

090502NHK   『国会対応では、自民党とも民主党とも一線を画す共産党』として、 私のインタビューも流されましたが、それぞれほんの数秒程度の発言時間で、 合計しても20秒に満たない時間ではないかと思いました。

 番組最後にNHKの解説委員が「次の選挙は、自民か民主だけを選択するのではありません」などと言っていましたが、そうであるなら、 なぜ2大政党のかけひきだけに特化した編集になるのか?偏向した編集への言い訳のつもりでしょうか?

  私のブログの「お知らせ」を見て、期待をしながら番組を見ていただいた方もおられたかと思いますが、 期待はずれで申し訳ありません。

 

| コメント (10) | トラックバック (0) | Update: 2009/05/05

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コメント

僕は穀田先生の発言を聴けるだけでありがたくお受けいたしております。5月の補正予算が如何に中小企業にとって重荷になるのか計り知れないと思います。そうなると今夏からまた企業倒産が増加に転じてしまうかもしれません。なのでまず地盤を固めることが大事なので雇用を最優先として考える事が大事になります。雇用の確保と派遣切りを止めることが重要ではないでしょうか?

議員活動お疲れ様です。

先日の例の番組ですけれど、
おいらは、
共産党を引き立て役にもしてくれてない感じだし、
「バカにしてるなぁ」と憤慨ながら拝見してました。
はっきり言って、
NHKを見損ないました。
この国にまともなメディアなんて無いって事なんでしょうね。

・・・あっ( ̄○ ̄;)、
まともなメディア一つありましたね。
「しんぶん赤旗」というメディアが。

おべんちゃらじゃなく、
「しんぶん赤旗」は本当に数少ないまともなメディアの一つだとおいらは感じております。

しかし返すがえすも、本当にNHKに腹がたちます。

穀田さん、
こんなのに負けないで、国民の為に、発言し続けて下さいね。

応援しております。
o(^-^)o

今日本の言論界には公正とか正義と云うものが消滅してしまったのかと思えるほどひどい番組でしたね。それもNHKともあろうメディアがこんな暴挙ともいえる報道は許すことが出来ませんそれにこの番組翌々日の4日の朝ご丁寧にもBS放送でも再放送しているとは将に怒り心頭です。
この様なことが来るべき総選挙の時期にもあるとすれば特定の政治勢力に対しての偏向支援であり多くの国民大衆に対する思想、言論の利益誘導としか思えない憲法の冒涜蹂躙としか考えられない暴挙であることを広く宣伝阻止しなければならないと訴えます。
政党機関紙が許されて、政党放送が許されないのが歯がゆいことです。 こくた さん の益々の奮闘を期待します。

 NHKは国民からお金を徴収してるんだから、すべての政党に平等な番組を作らないと、う~ん、ですねえ。
 「選挙のために政治がある」と言っているように見える番組でした。国民の生活のために政治はあると思ってる私は間違いかなぁ、う~ん。
 ぶっちゃけた話、一般人は選挙がいつだろうといいんです。その時にベストな人に投票するしかないんですから。それを一生懸命難しい顔して、かけひきに執着している霞が関の様子をみると、う~ん、政治の本質とはなんぞや??ですね。政治ってそんなもんなんですか。国民のための政治というのはキレイごとなんでしょうか。う~ん(ー_ー)!!

 赤野さん、温かいご配慮ありがとうございます。取材を受けた側としては憤懣やるかたない思いなのです。
 補正予算は、仰るとおり安定した雇用を確保する方策がありません。大企業の「非正規切り」に、違法・無法はヤメヨの指導が出来ない政府にはどれほどのことができるでありましょうか?
 中小企業対策も、単なる「雇用調整助成金」を増やすだけでは不十分です。
 大企業の下請けに対する”発注切り”や「下請け単価切り下げ」への是正の監督・指導が必要です。
 同時に、中小企業対策費を抜本的に増やすことが大事ではないでしょうか。

 遠藤さん、激励ありがとうございます。
 「比較的公平に伝える」という期待は裏切られましたね。インタビューは真面目に答えましたし、議員団NHKの要望通り、衆議院本会議終了後、理事会が開催された厚生労働委員会の高橋千鶴子議員を除いて全員集まって取材に協力したのですよ。
 こんなことに負けるわけには参りません。二大政党喧伝のマスメディアの中にあって、革新的ジャーナリズムの「しんぶん赤旗」を大いに増やして対抗していきましょう。
 また国会論戦、国民的運動で日本共産党の存在感をアッピールしていきます。

 井上公舟さん、お久しぶりです。怒りを共有していただきありがとうございます。
 メディアの現状と本質をかいま見る思いがしたのは、我々だけではないと考えます。
 もちろんそうだからと言って、「公平な報道」の要求をと運動をあきらめるつもりもありませんし、今後も是正を求めていきます。
 同時に、思えばマスメディアから、正しく扱われなくても、日本共産党は前進してきた歴史があることを想起しましょう。
 二大政党論に疑問を投げかける方が、多数になっている現実があります。
 地道な努力で眼にもの見せようではありませんか!
 ともに頑張りましょう。

 ”う~ん”さん、メールありがとうございます。見落としていまして返信メール遅れて申し訳ありません。
 そうなんですよ!NHKはいやしくも国民からのお金で成り立つ公共放送すよね!
 選挙が近づいている時に、二大政党を持ち上げるのは公平性に欠けますよね。
 担当者に尋ねると、「各政党の国会対策委員長が登場するVTRの時間は25分だそうです。私は30秒も登場していませんよね。
 政治の本質は、国民の暮らしを守ることにありと思うのですが。
 ”う~ん”さんの「国民の生活のために政治はある」とのご意見に賛成です。

議員活動お疲れ様です。
最近、僕はため息ばっかりついています。どのマスコミも自民・民主の「二大政党」しか報じないことに。以前、亡くなった漫画家の青木雄二さんが「マスコミを無条件に信用するな」ということを本に書いていましたが、本当にその通りだと思います。
青木さんは「NHKの言ってることは戦時中の大本営発表と変わらん。国営放送が国の指導者に不利な情報を流すわけないやろ」と、辛口の意見を述べていましたが、激しく同感です。マスコミといっても所詮は日本の会社。儲けないとやっていけませんからね。
けど儲けだけを考えて仕事をしているマスコミばかりだからこそ、青木さんは前述の意見を述べたんでしょうが、何よりもこの悪政の最大原因とも言えるのは「二大政党」に有利な制度・「小選挙区制度」ではないでしょうか。僕はまだ高校生ですが、学校の勉強にもこのことは出てきました。「小選挙区制度の欠点は多様な国民の意見を聞くことができないことだ」と。社民党の福島みずほ党首は自らの著書で「二大政党の最大の欠点だ」と批判してましたがこれも同感です。自民・民主の「二大政党」は国民のほとんどが反対している消費税増税に賛成していますし、こういうのが問題なんでしょうなあ。
長文すみませんでした。では。

 小西慎一郎さん、メールありがとうございます。
 よくぞ、青木雄二さんのことをご存知ですね。私も同感です。マスメディアはやはり、スポンサーである大企業に「モノ申す」ことはできないでしょうね。
 またNHKの場合、政治とくにおっしゃるように、政権政党に弱いですよね。
 さて、政治の真実を良く見極める必要がありますね。
 93年94年の「政治改革」の名前で行われた選挙制度が小選挙区制です。
 実は当時参議院で、法案が否決され、おじゃんになりかけたとき、当時の衆院議長・土井たかこさんによる、あっせんで、小選挙区制が息を吹き返し導入された事実を知っていただきたいですね。
 またメールいただきましたら、いろいろと書いてみたいと思います。
 政治に関心を持つ高校生に、思わず熱くなってしまいました。
                              こくた 恵二拝

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