こくたが駆く

震災・原発、政府の対応は不十分!とNHK「日曜討論」で主張!!

DSCN3337

29日、NHKで朝9時からの「日曜討論」に参加。各党の国会対策委員長などと討論しました。私は、震災・原発めぐる政府の対応の何が問題なのかズバリと語りました。ご覧いただけたでしょうか。司会は島田敏男さん、他の党からは、民主党・安住淳さん、自民党・逢沢一郎さん、公明党・漆原良夫さん、みんなの党・水野賢一さん、社民党・照屋寛徳さん、たちあがれ・園田博之さん、国民新党・下地幹郎さんが参加。

震災への菅政権の対応について、「被災者がどう感じているかが評価の基準」と指摘し、「生活と生業債権の基盤を国の責任で回復するという姿勢を打ち出していない」と批判しました。原発問題では、「菅首相には『安全神話』への反省がなく、原発依存の継続の姿勢だ」と指摘し、「『原発ゼロ』の決断こそ世界に示すべき」と主張しました。

復興基本法案をめぐって、自民党と民主党が「復興院だ」「対策本部だ」と議論。私は、「一番大事なのは目的と理念だ」と根本問題を指摘。「復興の目的は一人ひとりの被災者が失った生活と生業を基盤の回復に国が責任を持つことだ」「復興計画は住民合意でつくり、実行は市町村、財源は国が責任を持つという立場が必要だ」と強調しました。

DSCN3340  公債特例の問題では、「まず、巨額の赤字国債に頼らざるを得ない予算とはどういうものだったのか」と問いかけ、法人税減税など2兆円のバラまきや、米軍への思いやり予算を批判。「まずここがけしからん」と指摘し、「復興財源について一言。大企業の内部留保も圧要すべき」と主張しました。

 

   復旧・復興のための2次補正予算の今国会への提出をめぐっては、民主党の安住氏が「鉄道を直したりするお金は補正予算とは別だ」と述べたので、私の発言の順番ではありませんでしたが、すかさず、「大畠国交相も、『三陸鉄道の復旧資金を2次補正に確保し、復旧する』と答弁している。国が復旧に責任を持つというメッセージが必要だ」と指摘し、「マイナスからでなく、せめてゼロからのスタートを」との声に応えよ」と求めました。これには、安住氏も「その通り」と認めざるを得ませんでした。

自民党から菅政権の原発対応などを理由に内閣不信任案を提出する意向が表明され、私は、「自公政権時代に『安全神話』で原発を推進してきた責任の棚上げは許されない」と述べ、自民党・公明党とは立場が違うことを指摘しました。
その上で、菅政権が、被災者に心を寄せず、原発からの撤退を決断しないことを批判し、「自公とは立場は違うが、不信任案が出されたら賛成するの」と述べました。

 

| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2011/05/30

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.kokuta-keiji.jp/mt/mt-tb.cgi/2233

コメントを投稿

(コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になります。承認されるまではコメントは表示されません。すぐに表示されないからといって何回も投稿せずにしばらくお待ちくださいますようよろしくお願いします。)