加藤周一記念講演会に参加(池辺晋一郎氏「政治とは日々の生活」)//国際平和ミュージアムを見学

2023年10月8日

7日、自宅から歩いて3分のところにある立命館大学以学館1号ホールで開催された「第7回 加藤周一記念講演会」(今回は、池辺晋一郎さんによる「政治とは日々の生活」をテーマにした講演)に参加しました。

 

 

みなさん、ご存じの通り、池辺晋一郎さんは、日本を代表する作曲家のお一人で、「世界平和アピール7人委員会」の代表委員や「9条を守るマスコミ人の会」の呼びかけ人として活動をされています。

今回の講演では、幼少期からの自らの成長の軌跡に沿って、いかに「社会と個」との観点を作曲・創作活動の中でつらぬくか、物事の本質を見極める複眼的視野(池辺さんによると「善玉ダブルスタンダード」の視点)の重要性などが語られたうえで、憲法9条や平和な世界・「星」(地球)を「次世代に引き継いでいくことが私たちの責任」だと訴えられました。

講演会の直前、控え室に池辺さんを訪ね、ご本人や講演会に参加された樋口陽一・東大名誉教授らにご挨拶することができました。

 

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講演会ののち、リニューアルオープンした立命館大学の「国際平和ミュージアム」を見学しました。

かつて地階への廊下の踊り場に安置されていた「わだつみ像」は、玄関入り口に置かれ、来館された方の目にとまる場所へ移動されました。

 

廊下には、第12代にして最後の大清帝国の皇帝であった愛新覚羅溥儀の同母弟・溥傑(立命館大学名世法学博士)の手による書「反戦 平和 親隣 友好」が展示(写真)されておりました。9月16日に行われた「日中不再戦の碑」前の集会で、日中友好協会京都府連の宇野木洋会長に教えていただいた

長野の「無言館」の別館も新たに設けられていました。

平和ミュージアムは、9時30分から16時30分まで開館(ただし、日曜日と祝日の翌日が休館日)しています。