党議員団「リニア中央新幹線問題プロジェクトチーム」会議開催。

2022年12月24日

 

 

報告です。21日、国会内(議員会館内)で、日本共産党国会議員団の「リニア中央新幹線問題プロジェクトチーム」を開き、都市部での大深度地下トンネル工事の問題点などを議論しました。本村伸子、宮本徹各衆院議員と山添拓参院議員、私が参加しました。

リニア新幹線は、東京・品川~名古屋間で計画されています。東京都と愛知県側では、大深度(地下40メートル)にトンネルを掘る計画です。予定沿線住民の反対運動も活発に展開されています。

 

 

大深度といえば、2020年10月に東京外環道トンネル工事で起きた調布市住宅地での陥没事故を語らないわけにはいきません。
さらに、リニア新幹線工事での掘進機(シールドマシン)故障など、政府の「安全神話」は崩壊しています。

リニア計画は、大深度地下利用法の下、地上の地権者の同意・承認が必要ないとされ、政府は「地上への影響は生じない」との見解でした。ところが、地上に陥没事故が起きているのです。

 

 

会議では、北陸新幹線延伸計画地域、阪神高速・淀川左岸線など大深度地下工事の状況や問題点などについて報告が行われました。

 

私は、北陸新幹線延伸計画問題で、京都の各地における反対の運動の大きな広がり、現時点での状況を報告しました。(写真上。参考。京都民報)

 

 

住民の安全、環境への影響などを踏まえ、大深度地下利用法廃止の立法化について議論。大深度地下工事の廃止運動を続けている多くの団体と連携して、練り上げていくことを確認しました。