宜野湾市・緑ヶ丘保育園の「#コドソラ」の方々、共産党に要請。

2022年12月11日

 

9日、国会内の日本共産党控室に、沖縄県宜野湾市の米軍普天間基地周辺で子どもの安全を守るために活動する保護者らの団体「#コドソラ」のメンバーが来訪。
学校等上空の米軍機飛行の禁止などに向けた協力を求めました。

小池晃書記局長、赤嶺政賢衆院議員、仁比聡平参院議員、私が応対しました。

 

 

前日には、「#コドソラ」の皆さんが、各省庁への要請を行い、国会内(議員会館内)での集会が開催され、赤嶺議員が参加。

宜野湾市にある緑ケ丘保育園と普天間第二小学校で相次いで発生した米軍ヘリ部品の落下事故から今月で5年が経過。要請書は事故後も外来機の増加などですさまじい爆音にさらされ、同小学校では高濃度の有害物質PFAS(有機フッ素化合物)が検出されていることを挙げ、子どもに安全な空・土・水を保障するよう求めています。

具志堅美乃さんは、8日に各省庁へ要請したことを話し、「子どもを沖縄に置いて、東京に要請に通う。こんなことはもう続けたくない。どうかお力添えを」と涙をこらえながら訴えました。

 

 

小池氏は「『米軍機はせめて保育園や学校の上を飛ばないで』は当然の願いだ」「共産党はアメリカ言いなりの根っこにある日米安保条約を廃棄して、基地をなくすために力を尽くします」と応じました。仁比氏は「みなさんの沖縄での活動が実態を伝え、こんな社会を変えようとの連帯につなげてきた。これからも一緒に頑張りたい」と語りました。

(「#コドソラ」は、宜野湾市で暮らす子どもたちの空を守りたいと保護者らが昨年結成した団体です。)

 

 

8日の集会で2017年に事故が発生してから、今回で4度目となる省庁要請に訪れた宮城智子さんは、沖縄では昼夜を問わず米軍機が住宅密集地を飛行していると強調。「もちろん住宅の上も嫌ですが、せめて学校の上を飛ばないでほしい。そのために、もっと具体的に対応してほしい」と述べました。

初めて要請に参加した村上陽子さんは、現在、子どもが緑ケ丘保育園に通っています。「沖縄県内で保育園を探したとき、どこを探しても安全な空はありませんでした。これから生まれてくる子どもや、親になる人たちに同じ思いをさせたくない」と訴えました。

 

 

2019年12月には、緑ヶ丘保育園の神谷武宏園長と保育士・保護者の方が日本共産党控室を訪れ、要請、懇談をしています。

2018年2月には、陳情書を受け取り、懇談をしています。

 

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#コドソラの皆さんがお持ちした資料です。