「第29回 阿弖流為・母禮之碑」法要および懇親会@清水寺

2022年11月13日

 

12日、秋晴れの好天のもと、京都市東山区の清水寺にて「第29回 阿弖流為・母禮之碑」法要・懇親会が開催されました。私があいにくピンチヒッターで、金沢駅西口広場での「街頭演説」に駆けつけたため、秘書の永戸辰夫さんに代理で出席いただきました。

写真奥に写っているのは篠笛奏者で、慰霊の笛を奉納して10年になる笛師の森美和子さん

 

 

法要で読経するのは清水寺の森清範貫主。北天の雄といわれる阿弖流為・母禮、征夷大将軍の坂上田村麻呂の慰霊とともに、東日本大震災で被災された方々への慰霊、一刻も早い復興をお祈りされました。

 

 

法要の後に森精範師による「法話」は場所を変えて「円通殿」で行われ、森師はユネスコ憲章を紐解いて、「戦争は人間の心の中から起こる。心の中に平和の砦を築くことがいま求められている」などと強調されたそうです。

 

 

永戸さんからは、清水寺境内にある故蜷川虎三京都府知事の歌碑の写真も送られてきました。

 

 

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懇親会では、永戸さんが代理で挨拶されたそうで、私がやむなく欠席せざるを得ないこと、岩手県の水沢市の出身であること、1990年、京都市会議員時代、清水寺勧学局長の福岡精道師、大西真興執事長らと相談し、碑建立にこぎつけたことなどに触れたうえで、「岩手県と京都と言えば、瀬戸内寂聴さんの存在に触れないといけない。今週9日には、岩手県二戸市の浄法寺で瀬戸内さんの一周忌が執り行われたが、先月末までは高島屋京都店で『追悼 瀬戸内寂聴展』が開催されて、その功績をこくたさんと一緒に鑑賞した。瀬戸内さんとこくたさんは古くからの交流があり、『青春とは愛と革命よ』など激励の言葉を私ども日本共産党に寄せていただいた。京都と岩手県の深いえにしを感じざるを得ない」と紹介されたそうです。