京都宇治・久御山「演説会」に駆け付け、統一地方選挙党候補の必勝を訴え

2022年11月13日

 

11日、衆院外務委員会の質疑などを終え、京都・宇治市の宇治文化センターで開催された宇治・久御山地域の「演説会」に駆け付け、統一地方選挙での党候補の必勝を訴えました。
司会は、前窪義由紀・前京都府会議員団長・宇治市後援会長が務めました。

写真は、左から、石川洛南地区委員長、たつみ悦子・久御山町会議員、山崎たすく、とくなが未来、坂本ゆう子、宮本しげお、の各宇治市会議員、私、水谷修京都府議、渡辺しゅんぞう、大河直幸、山崎恭一の各宇治市会議員

 

 

宮本しげお宇治市議団長は、宇治市議会で4分の1を占める第一党・7人の党議員団の実績について、ごみ袋有料化や古紙回収報奨金廃止計画をストップさせ、地域の公民館も廃止でなく守り抜けたと報告。日本共産党以外の「オール与党」が、巨椋池周辺の16haもの優良農地をつぶし、大規模開発するなど国・京都府の「出先機関」となっている実態を厳しく批判し、「統一地方選の最大の焦点は、大型開発優先で市民生活を苦しめる『オール与党』の議席が増えるのか、市民目線で市政をチェックし、宇治市政をリード。市民とともに切実な要求を実現する日本共産党の7議席を確保できるかだ」と強調しました。

 

 

水谷修府会議員は、「10年前の京都府南部大水害以降、災害の現地・現場に足を運び、京都府に炭山など山林の防災対策や弥陀次郎川などの河川改修など、20億円を超える災害・防災対策を実行させてきた」こと、コロナ禍での京都府の医療・保健体制の脆弱さの追及、商店街をつぶして誘致した大型店が撤退し、「宇治市では買い物難民、市民の足の確保が課題になている」ことを突き付けて論戦に挑んでいることをリアルに報告し、必勝の決意を表明しました。

 

 

巽悦子久御山町議団長は、この間生活相談にのったリアルな住民の苦難を紹介し、「共産党議員が久御山町で頑張っているからこそ、こうした切羽詰まった相談が寄せられる。何としても統一地方選での2人の候補者を決め、住民の期待に応えられるよう頑張りたい」と決意を述べました。

 

 

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私は、演説の冒頭、「水谷修府議と宇治市会議員団、久御山の日本共産党議員団の重要な役割」について、「今、お聞きいただいたように、多彩で個性あふれる議員が大いに活躍している」と指摘。「なぜこうした活躍ができるか」として、「それは、共産党が草の根で住民と結びるいているから」「同時に、党の立党の精神が国民の苦難の軽減にあり、その活動を地で行っているののが、宇治・久御山の議員団だ」と強調しました。

 

 

そのうえで、「国民運動で岸田政権打倒を」として、葉梨康弘法務大臣の更迭など政治の「潮目の変化」について強調。

第1に、統一協会問題について、自民党との「癒着」は、「底なし、反省なし、隠ぺい・後出し・信頼なしの『3なし』だ」と指摘。その上、「政策協定」という点では、2017年に統一協会・国際勝共連合が「自衛隊の明記、緊急事態条項」を提案し、翌年の「安倍改憲四項目」でそれが明記されたと強調。

この間の衆院外務委員会での、世界平和女性連合の「海外宣教」、これを外務大臣表彰やODAでの支援で政府が後押しした問題をめぐる私の論戦と成果について、その内容をリアルに紹介しました。

 

 

第2に、物価高の中で、「暮らしと経済の立て直しをどうやって行うか」として、「まずは賃金や年金を上げる。そして国民の支出、消費税減税などで支出を抑える、この両面の対策が必要」と強調。「最賃の引き上げや非正規も含む公務員賃金の引き上げ、ケア労働者の賃上げなど、政府の決断でできることから今すぐ実行することが重要」と強調し、「大企業への内部留保課税で10兆円の原資を活用し、中小企業を大規模に応援し、賃上げに転じる。そして大企業の業績も上げる。共産党の『3方1両徳』の提案こそ最も現実的ではないか」と強調しました。

 

 

第3に、「大軍拡許さず憲法9条を守る国民運動を起こそう」と呼びかけ、国会での「敵基地保有」の能力をめぐる私の論戦を紹介。

「今こそ、暮らしと平和・憲法を守る日本共産党の出番だ。「山宣」以来の伝統と歴史の地・宇治から、来春の統一地方選挙での日本共産党の躍進を勝ち取ろう」と呼びかけ、演説を結びました。