9日、野国連。「フジHD外資規制違反、総務省の責任も重大」//共同ぶら下がり会見

2021年04月10日

 

9日、国会内で野党国対委員長会談・連絡会(野国連)を開催

フジ・メディア・ホールディングス(フジHD)が放送法の外資規制に違反している疑いに関し、8日、金光修社長が会見で認め、総務省からは口頭注意にとどまっていたことが明らかになったことを受け、対応を協議しました。

 

 

外資規制違反問題の責任者だった金光氏の国会招致を求めるとともに、口頭注意で済ませたとされる総務省の責任を追及していくことを確認しました。

立憲民主党の安住淳国対委員長は、自民党の森山裕国対委員長と会談し、13日の衆院総務委員会に金光氏を参考人として招致する方向で一致し、衆院総務委員会の野党理事は招致を与党に申し入れました。

 

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野国連後の共同会見で、安住氏は、フジ・メディア・ホールディングスの金光社長を国会招致することで与野党が一致したことを報告。そして政府が、まん延防止重点特措法を東京都、京都府、沖縄県に発出することに対して「すでにまん延防止の域を超えている可能性が高い中で、緊急事態宣言ではなく、まん延防止にした理由について聞いていきたい」と表明しました。

 

 

私は、放送関連会社の東北新社の外資規制違反にも総務省が報告を受けていた疑惑があることを言及。そのうえで「フジ・メディア・ホールディングスでも総務省の関与の疑いを指摘してきたが、その通りだった」と指摘。「総務行政全般にわたる問題、フジHDの問題は、極めて重大な問題。フジHDの問題究明とともに、総務省の責任も追及していく」と述べました。