こくた恵二のこだわりエッセー

しんぶん赤旗(1月23日号)

 大阪府知事選挙ラストサンデー、私は梅田章二候補と力いっぱい支援を訴えた。
 商都と言われる大阪は今どうなっているか?中小企業事業所は大きく減、失業率は全国ワースト2、府民所得は下がりっ放し。 黒田革新府政時代につくられた府独自の施策の廃止は相次ぎ、高校のクーラー代まで徴収するといった驚くべき公共サービスの低下と負担増だ。
 これほどまで、ケチケチ行政しながら、府財政の“大借金”があったこと隠していたのだから開いた口がふさがらない。 「こんな府政に誰がした」「責任者出て来い!」と訴えた。聴衆から「知事とオール与党の責任だ」の合いの手が入る。
 「そうだ!庶民イジメの府政を支えてきた、オール与党に厳しい審判をくだそう」「『ムダ・不正ゼロ』 すなわち巨大開発と同和行政の見直しを主張する、梅田さんでこそ大阪再生が可能だ」と返すと、やんやの拍手。
 今度の選挙で関西財界や部落解放同盟の応援をうけた自民、民主などの二つのオール与党陣営の候補者に府政の転換などできるはずがない。
 さて、私と梅田さんとの共通の接点は、阪神淡路大震災救援の活動だった。私は、救援活動に従事して、 国会で住宅再建の公的支援を要求し続けた。
梅田さんは、被災地神戸の長田で「無料法律相談テント」を開設し被災地住民の居住を守るために奔走した。庶民派弁護士の面目躍如である。
被災者の生活再建に一緒に取り組んだ絆があったのだ。梅田さん勝利を勝ち取ろうという熱い思いが訴えのトーンを強くする。

 

| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2008/01/23

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