こくたが駆く

中川財務・金融相の辞任は当然、首相の責任は重大!

 中川財務・金融担当相は、ついに辞任しました。多くのテレビ、新聞などで繰り返し報道されたのが、 中川大臣のローマでの先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議後、ろれつが回らない”もうろう会見”でした。
 外国のメディアも「酔っ払い」と酷評する有様でした。国民の批判の中で、中川大臣は、「予算が衆院で通過したら辞任する」と会見しました。

 これを受けて、野党4党は、「中川財務・金融相は即刻辞任すべきだ」との認識で一致し、 参議院で中川氏に対する問責決議を提出することを表明しました。
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 共同の記者会見を行ない、「中川財務・金融相の即時辞任を求め、参議院において大臣の問責決議の提出」を発表した、 3野党の代表。(左より私、山岡賢次民主党、日森文尋社民国会対策委員長)

 午後6時過ぎ、中川氏は、一転して「一身上の都合で辞任」を表明しました。

 

 市田忠義書記局長と私は、緊急記者会見を行ない、中川財務・金融相の辞任について見解を明らかにしました。
 「あまりにも往生際が悪すぎる。今朝の段階で直ちに辞任を表明すべきだった」と市田氏は述べました。

 「政府も”戦後最大の危機”と言っているときに、国民の暮らし・経済に責任を負うべき大臣が、 とりわけ世界的な経済危機への対処を議論する大事な国際会議の場で、ろれつが回らない状態で記者会見する。なにおかいわんやだ。 こういう態度をとって平気というところに、いかに国民の暮らしや営業の困難に無頓着かを象徴的に表わしている」との見解を明らかにしました。

 その上で私は「麻生首相の責任は免れない。首相が、中川氏を財務・金融相を任命した責任はもちろん重大だ。 昨夜体調を直して頑張ってくれと、慰留した。今日は予算案の通過までの大臣続投を命じた。ことの重大性を認識していない証明だ。 私どもはその責任を追及していく」と意見を述べました。

 

 

| コメント (4) | トラックバック (0) | Update: 2009/02/17

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コメント

醜態、国辱、無様あらゆる非難の言葉が軽く聞こえてくるぐらいの情けない姿、歴代の自民党の政治家達も草葉の陰で歯ぎしりして悔しがっていることでしょう!
こんな堕落した連中に我々の人生を左右されてはたまりません!
自営業者の私も間もなく確定申告ですが、価格に転嫁できない消費税を自腹を切って払わなければなりません!
毎月の高い国保税、国民年金料、まったく先の見通しが立たない状態です。
自民党、公明党に殴り込みをかけたいぐらいです!

 ダルマパパさん、怒りの思いほんまにようわかります。「消費税どないして転嫁すのるや」と中小業者は思っています。ところで、業種は何ですか?ちなみに連れ合いは、染色業です。
 それにしても、社会保障の切捨てが、庶民にボデイブローみたいに効いて、暮らしを困難にさせています。

 さて、酒を飲んだかどうかも問題ですが、重要な国際会議で自己管理が出来ない大臣が行く資格はないですよね。
 日本という国は、そんな人物しか大臣になり手はいないのか?と馬鹿にされていますよ。
 情けないですね!
                   

穀田さん、お返事ありがとうございます。
私は主に繊維製品、服飾雑貨の小売りをしています。
なんとかお金をやりくりして回していますが、自他ともに認める借金大魔王です。
きょうび私達弱小零細自営業者が借金せずに営業はできません!
業者仲間が集まれば、「いつになったらお金の心配から解放されるのだろう」です。
アメリカ軍の基地をグアムに造ってやるお金があるのなら国民のために使いなさい!
侵略のための兵器を買う金があるなら働く貧困層対策に使いなさい!
国際会議に泥酔するために行くのなら旅費を派遣切りされた労働者に使いなさい!

 ほんまにいま業者は大変です。私の連れ合いも「赤字・自転車操業」の連続です。
 日本は特に貧困な中小企業対策対策という自民・公明政治による打撃を受けているのが特徴です。
 ヨーロッパでは、この20年を比較すると中小企業の事業所数は増えているのです。中小企業予算も増えています。
 日本は、ご承知の通り、事業所は減る、対策費は予算の中での比率は下がるばかりです。
 また詳しくはお知らせします。
 お金の集め方、使い方が間違うとる!”喝ッ”ですね。

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