こくたが駆く

NHK日曜討論に出演-大企業の首切りストップは政治の責任。

081214NHK  本日、朝9時からNHKの日曜討論に出演し、経済危機の問題と「派遣切り」 が広がるもとでの緊急の雇用対策、臨時国会の残りの会期末まで何を議論するのか等の問題について、 各党の国対委員長と議論をしました。

  私以外の出席者は、大島理森(自民党)、山岡賢次(民主党)、漆原良夫(公明党)、日森文尋(社民党)、糸川正晃 (国民新党) 、の各氏。

  081214NHK3 私はまずトヨタ・日産をはじめとするリーディング・カンパニーとも言うべき大企業が、率先して非正規労働者の大量首切りを進めている問題について「政治の責任で止めさせるように指導・監督をおこなうべきだ」 と強調し、さらに25日の臨時国会会期末まで「大企業と労働者の代表を呼び集中審議をおこなうべきだ」と提案しました。

  大島理森・自民党国対委員長や、漆原良夫・公明党国対委員長は「20008年度第1次補正予算でも(雇用対策は) やっている」と言い訳をしましたが「『やっている』というが、国民に聞かなければならない。大企業には体力があるのになぜ労働者を切るのか」 「(日経連の御手洗会長は)『苦渋の選択』というが、株主には配当を増やしているではないか」と厳しく指摘し「トヨタ!キャノン!・・・ 集中審議をすべきだと思わないのか!」と詰め寄ると、大島氏も「議論することはやぶさかではない」と応えざるをえませんでしした。

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  この、具体的な企業名をあげて、集中審議の場に出て来させるように迫った場面が注目を集めたようで、番組終了後に多くの方が「とても迫力があった」「あの場面は見応えがあった」という感想が寄せられました。


  普段のNHKの日曜討論は、司会者が順番に発言者を指名するわりと秩序だった進行で、民放のように、 二人の話し手が議論の応酬をする場面というのはあまり無いのですが、今回は私が相手の発言もさえぎるような勢いで、キツイ言い方になってしまいました。(写真3枚目、画面を2分割して同時にしゃべっています。これも後で秘書の小林さんから指摘があって入れました)
  不快になられた方がおられないかと心配しているのですが、やはり今日はテーマが「雇用問題」ということで、この「派遣切り」という、収入と同時に住居も失う事態(寮住まいのため)がひろがる中、自分としては「ここはどうしても引くわけにはいかない」「12. 4集会での『私も2009年を迎えさせてください』『ホームレスしないでください』の訴えが、私をつき動かしたのです。そういう強い思いから、いつもよりも厳しめの発言につながりました。

 

| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2008/12/14

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