こくたが駆く

日曜討論に出演―財源を示し、民主党にも率直な批判

080113 本日、午前9:00~NHK日曜討論に出演し、臨時国会最終版の運営や 「テロ特措法の再可決強行」「ねじれ国会」「ガソリン税の暫定税率」、などのテーマについて、 与野党の国会対策委員長と議論をおこなった。見てくれましたやろうか?

 私以外の出演者は、大島理森(自民党)、山岡賢次(民主党)、漆原良夫(公明党)、 日森文尋(社民党)、糸川正晃(国民新党)、の各氏。

080113-2 道路特定財源であるガソリン税の暫定税率の問題では 「自動的にムダな道路を建設し続ける仕組みを温存する道路特定財源ではなく、暮らしや福祉に使えるよう一般財源化をすべきだ」 と主張し、3月末で期限切れになる上乗せ税率については「緊急対策として引き下げが必要」と述べた。

 与党側は「きちっとした(財源)ものを出さないと無責任」と述べたのを受けて、民主党の山岡氏は「無駄を削れば財源はある」 と主張したのに対し、私は「資本金10億円以上の大企業の法人税を10年前の水準に戻すだけで4兆円、 株主優遇税制を無くすだけで1兆円近く、水増しで大問題になっている軍事費にメスを入れれば、財源は出てくる」と、具体的な財源を示し、 これには自民党の大島氏も「共産党さんは是非はともかく、きちっと財源を示された」と述べざるをえなかった。

 テロ特措法の再議決問題では、「国民の意思を無視した、歴史的暴挙だ」と厳しく批判、さらに、民主党が『対案』を出したこと、 『継続審議』を打ち出して廃案路線を撤回したことが、自民党の助け舟になったことを指摘、そして小沢党首が「退席」したことについて 「手違いというより、(自民党と)同じ土俵にあると思わざるをえない」と述べ、民主党の対応についても率直に批判をした。

 

| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2008/01/13

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