こくたが駆く

安倍内閣総理大臣辞任!

 本日は、安倍内閣総理大臣の「所信演説」に対する、各党の代表質問が行なわれる予定であった。 本会議前の日本共産党議員団代議士会を開催している最中に「安倍総理辞任」の報が飛び込んできた。
 メディアから感想を問われたが、「なぜ辞任するのかがハッキリ分からない。所信表明を行い、今日代表質問を行なう段取りになっているのに、 投げ出すということはいままでにこんな例はない。総理の記者会見があると報道されたからそれを聞いてから答えましょう。明確なのは『無責任』 というそしりは免れない」と答えた。

 総理の記者会見を聞いたが、率直に言って「辞任の理由がわからない発言だった」。
 「結局、自民党の政治そのものが破たんに陥っていることを示したものだ。辞任の会見でも『新しい体制で局面の打開を図ってほしい』 と述べたが、自民党政治の路線そのものの破たんに思いがいたさないでは、国民の民意が分かっていないとあらためて指摘せざるを得ない。
 私どもは、弱肉強食の「構造改革」路線、「美しい国」路線=憲法改悪の考え方、テロ特措法の延長に「職を賭す」として国民ではなく、 アメリカばかりに顔を向ける政治の根本の転換こそ必要だ。
 国民の民意に応え、新しい政治を模索し、つくるという努力をいよいよすべきときだ。

 それにしても、政治は「一寸先は闇」というが、ほんまにそうやね!
 いよいよ解散・総選挙を求めて頑張りましょう。

 

| コメント (2) | トラックバック (0) | Update: 2007/09/12

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コメント

この時期に辞任とは?こんな無責任な者に一国の総理を任せたことに与党は反省をすべきです。「闘う政治家」を自称してきた安倍さんはだれと闘ったの?そして誰に負けて土俵を降りるの?辞意表明の記者会見からはそれがまったく見えない。
 安倍さんの「美しい国」はアメリカのブッシュのキリスト教原理主義の危険な臭いがしたが、そのブッシュに「辞めたら」と肩をプッシュされたのでしょう。こんな戦後レジームからの脱却こそ必要だと思うのですが。

 おっしゃる通りです。無責任の極みです。対米公約を実行せねばの思いが負担になったのでしょうかね?
 根本に自民、公明の政治の劇的破たんがあるといわねばなりません。それにしても、自民の総裁選びは醜悪とさえ思えます。

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