こくたが駆く

定例記者会見。「国会改革問題について」の質問に答える

   14日、定例の記者会見を行いました。記者会見140514

   記者団から、「自民、公明、民主、維新の4党が『国会改革』の協議を再開したがどう思うか」との質問が出されました。

   私は、「国会改革の基本方向が問題だ。今必要なことは政府行政を監督監視するための国会機能を強化し、『徹底審議』の国会に改革することだ。4党の協議での自民党の提案や話し合いの内容を見ると、首相や閣僚の国会への出席を減らすことを考えている。憲法は、『国会の要求に対し、首相・閣僚の出席答弁を義務付けている』ことにも反している。監視機能を弱体化させ、審議を形骸化させるものだ」と、見解を述べました。会見140514近景

   あわせて、1999年以来の「国会改革」の議論で、国会審議がどうなってきたのか検証する必要がある。
   一例をあげれば、党首討論が導入されたもとで、従来予算委員会の審議は7日間程度行われていた全閣僚出席の総括審議は、2~3日程度の基本的質疑になってしまった。これらを含めて吟味することが大切だと指摘しました。

 

| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2014/05/14

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.kokuta-keiji.jp/mt/mt-tb.cgi/3589

コメントを投稿

(コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になります。承認されるまではコメントは表示されません。すぐに表示されないからといって何回も投稿せずにしばらくお待ちくださいますようよろしくお願いします。)