こくたが駆く

JAL不当解雇裁判の勝利を!稲盛氏「従業員の幸せ」というなら、大晦日の解雇を反省し職場に戻せ!

P3270476   165人もの労働者がJALによって解雇された2010年12月31日、そこからはじまった不当解雇撤回の闘いは4年目に入り、この5月15日には客室乗務員裁判、6月5日にはパイロットの裁判が、いよいよ東京高裁で判決を迎えます。
   高裁での勝利に向けて原告団が24日から連日行っている高裁前座り込み行動の激励に駆けつけてきました。
   冷たい雨が降るなか、「絶対に負けられない!」との熱気あふれる原告団に迎えられての激励あいさつとなりました。

   当時会長で、解雇の責任者だった稲盛和夫氏が、24日付の朝日新聞に「(JALを再生するには)まずは従業員の幸せ」と掲載しているが、私はこれに怒りをもって抗議したい。
   従業員の幸せを考えるのであれば、なぜ12月31日という大晦日の日に労働者の首切りをしたのか!従業員と家族を奈落の底に突き落としておいて。P3270482
   この稲盛氏はこの間の裁判でも、不当な整理解雇を行っておきながら、「経営のことを考えたとき(165人の)解雇の必要性はなかった」と言っています。
   ベテラン労働者の首を切り、空の安全よりも儲け優先の経営方針に転換したのがこの稲盛氏です。520人もの命を奪った御巣鷹山事故から何も学んでいない、空の安全を考えるのであれば、解雇したベテラン労働者を職場に戻し、労働者が自由に意見が言える、そんな職場に変えていかなければならない。
   国会の場でも何度も追及してきたこのJALの不当解解雇問題、みなさまとご一緒に協力して裁判の勝利判決を勝ち取りましょう!と訴えました(JAL不当解雇撤回裁判原告団 乗員団長の山口宏弥さんとガッチリ握手)。

 

| コメント (2) | トラックバック (0) | Update: 2014/03/27

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コメント

ご無沙汰してます。
連日のご奮闘に心より敬意を表します!

何としてもJAL不当解雇裁判の勝利判決を勝ち取りましょう!

 尼たまさん、お久しぶりです。
 何としても、高裁において公正な裁判で勝利を勝ち取りましょう。
 年末の大晦日に従業員を首切りする経営者に、従業員の幸せを語る資格はありません。
 勝利までの応援よろしくお願いします。

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