こくたが駆く

国交委、JR山田線・大船渡線の復旧について、国交省としてJR東に指導せよ

   P3260468今年の4月6日には、東日本大震災で被災した三陸鉄道(三鉄)の南北リアス線が全面復旧します。
   ところがその南北をつなぎ、さらに南部方面に鉄路をつなぐJR山田線・大船渡線について、JR東日本は無理難題を言い、復旧を明言していません。
三鉄は、被災後5日にして一部の運行を始め、「3年以内の全面復旧」を目標に掲げ、できるところから、とにかく列車を走らそう、つながってこそ鉄道なんだと努力をしたからこその復旧の実現です。P3260463
   この三鉄の努力と比べ、JR東日本はこの3年間、山田線と大船渡線に関して放ったらかし状態です。さらに山田線は三鉄に売り渡す、大船渡線は,突然ルート変更し、国と自治体に新たに270憶円も負担させる新提案を行い、時間稼ぎをして、不採算路線だから廃止を狙っているのではないかという批判の声が上がっています。


   私は、このJR東の住民と自治体を無視した不条理とこれを事実上容認する国交省の責任を追及しました。

   昨日(25日)の岩手県議会では「JR東日本に責任を持ってJR山田線・大船渡線を復旧するよう指導・助言を行うことを求める意見書」が全会一致で採択されました。
   今日の質疑のなかでJR東の立場でしか答弁ができなかった国土交通省に対し、県民の立場に立ち、地域の公共交通を守るためにも、JR東に復旧を明言させるために力を尽くせと、怒りに燃えて要求しました。

 

| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2014/03/26

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.kokuta-keiji.jp/mt/mt-tb.cgi/3535

コメントを投稿

(コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になります。承認されるまではコメントは表示されません。すぐに表示されないからといって何回も投稿せずにしばらくお待ちくださいますようよろしくお願いします。)