こくたが駆く

定例記者会見、「秘密保護法」の危険性を語り、阻止に全力をあげることを表明

   9日、定例の記者会見を行いました。DSCN7867
   私は、「10月10日に開催される『秘密保護法を考える超党派議員(呼びかけ人は後述「注」)と市民の勉強会』(写真はチラシ)は、今国会の焦点とも関連してとても大事だ」と述べ、講師も元毎日新聞記者で沖縄返還密約をめぐる外務省機密漏えい事件の当事者で、逝去された山崎豊子さんの「運命の人」のモデルとも言われる方だと紹介し、成功に力を尽くすことを表明しました。131009会見

   記者団から、安倍政権が臨時国会に提出をねらう「秘密保護法」に対する見解を求められました。
   私は、「日本版NSC(国家安全保障会議)設置法案と表裏一体の法案であり、戦争をする国づくりへの危険なものだ。提出をやめさせ、成立を阻止するために全力をあげる」と答えました。

   DSCN7862 この法案の重大な問題点として、①「特定秘密」の指定対象が広範であいまい、政府の恣意的判断でいくらでも拡大される恐れがある、②懲役10年などの重刑が科され公務員だけでなく家族・友人、民間業者、ジャーナリストまで処罰されかねず、言論・表現の自由、国民の知る権利を奪うもの、③特定秘密を扱う者に対する「適正評価制度」と称する思想・身上調査でプライバシーが侵害されかねない、④国会議員や国会職員も秘密漏えいの処罰対象となり、国民を代表する国会の行政監視機能の役割を無視するものと指摘し、国民の知る権利、報道の自由を侵害し、憲法の基本原理を覆すものだと厳しく批判しました。

   「注」呼びかけ人
   民主党・近藤昭一(衆)、江崎孝(参)、みんなの党・川田龍平、山田太郎(ともに参)、共産党・赤嶺政賢(衆)、仁比聡平(参)、生活の党・村上史好(衆)、主濱了(参)、社民党・照屋寛徳(衆)、福島みずほ(参)、無所属・糸数慶子、山本太郎(ともに参)の各氏。

 

| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2013/10/09

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