こくたが駆く

「ビートたけしのTVタックル」収録、”さわり”?を報告。テレ朝系で、22日(月)21時から放映。

TVタックル収録5人   20日テレビ朝日で、「ビートたけしのTVタックル」の収録が行われ、  「動き出したニッポン!景気回復!そして安全保障!安倍晋三が行く!」(第993回)と題して、出演者による議論が行われました。
   特に激しく討論になったのは、北朝鮮の問題と集団的自衛権、憲法改正問題でした。

   北朝鮮の問題で私は、ケリー米国務長官が、韓国、中国、日本歴訪を通じて、対話再開への努力で、6ヵ国協議再開への道を探る必要があることを強調しました。同時に北朝鮮の暴挙と厳しく対決してきた日本共産党の姿を語りました。
    続いて、「『集団的自衛権』というと、何か『日本が攻められて防衛するため』との誤解がある。海外でアメリカと一緒になって戦争するためのもの」と本質をズバリ指摘。「だから歴代政権でさえも、憲法上、集団的自衛権の行使はできないと答弁してきた」と発言。TVタックル収録私だけ

   アベノミクス問題では、日本経団連の春闘回答資料を示して、大手でも前年(回答額)よりも115円低いこと。「派遣やパート」では、平均時給1475円で前年より低い、「アルバイト・パート」の時給も941円で、前年、前月よりも下がっている(「連合」の調査)ことを示し、暮らしの現場から見て良くなっていないことを告発しました。
   また株高がしきりに強調されるが、「実体経済が回復し、企業が業績を上げた結果、株価が上がるのは良いとしても、現在は投機マネーの動きで乱高下している状況だ」と指摘。
   安倍首相の「第三の矢」と規制緩和も議論になりました。
   私は、自民党政権の労働法制における規制緩和が非正規雇用の割合を35%にも増やし、今日のデフレをつくってきたこと、最も被害を受けた女性と若者への施策を「第三の矢」で主張しているが、根本的転換なしに語る資格なしと批判しました。

各コーナーで発言しましたが、どう放映されるか?一時間半の録画。その中で局側が制作したVTRは必ず放映するので討論部分は半分以下に編集されるのでね。

出演は、ビートたけし、阿川佐和子、江口ともみのレギュラー陣(大竹まことさんは地方での公演とかで欠席)。

ゲストは、政治評論家の屋山太郎、ジャーナリストの長谷川幸洋、経済評論家の三橋貴明、慶応大学准教授の小幡績、経済ジャーナリストの荻原博子の各氏。
   自民党から平沢勝栄衆院議員と日本共産党から私。

局側の用意した「お題ボード」に示された、議論のテーマが多すぎた感があります。「たけし 官邸へ行く!」「鳥インフルエンザ 日本上陸は?」「“北の脅威”で集団的自衛権は?」「アベノミクス」「憲法改正」等々でした。

 

| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2013/04/21

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