こくたが駆く

与野党国対委員長会談開催。第三次補正予算審議前に大臣所信質疑、復興特集中審議実施を約束。//国会に原発事故調査委員会の設置について見解を表明。

与野党国対会談110929-2

29日、与野党国対委員長会談が開かれた。(写真)

野党の一致した要求である、次期臨時国会で、第三次補正予算審議前に、①各委員会の大臣表明と質疑を行うこと、②復興特別委員会で震災から7カ月の検証のための集中審議を行うことについて、与党・民主党の平野博文国対委員長は、実施に向けて努力することを約束した。

小沢一郎・元民主党代表の、証人喚問について、私は「司法の判断とは別に、元秘書の有罪判決が出て、疑惑が深まったわけで、国会で政治的・道義的責任明らかにすることが求められている。菅代表・岡田幹事長の民主党前執行部は、『国会で小沢氏に説明責任を果たさせる』と約束していたわけで、現執行部の考えを明確にすべきだ」と述べた。

平野氏は、「この問題は慎重に対処したい」として自らの見解は述べなかった。その上で、「幹事長と相談し、幹事長・書記局長会談を開催することも考えたい」と語った。

野田首相が表明している第三次補正予算案についての与野党協議の件も議論になった。私だけでなく、みんなの党、たちあげれ日本なども、各党との党首会談を求めた。平野氏は「重く受け止め持ち帰る」と答えた。

国対委員長会談で、国会に原発事故調査委員会を設置する問題についても、私は次のように主張した。

東京電力福島原発の事故原因を究明するための調査委員会を、国会の下に置くことは憲政史上初めてのことであり重要です。その意味で賛成です。しかし、大事な法案を本日の午前10時半に示し、党内的手続きの時間もなく、審議もなしで、その日の昼の本会議で採決するのは国会のあり方として禍根を残すもので間違っている。巷間伝えられるのは、『民主・自民・公明の三党協議開始の条件』という。三党で決め押しつけるやり方は反対です。

みんなの党、新党改革も同様の意見を述べた。

 

| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2011/09/29

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