こくたが駆く

北朝鮮の軍事挑発行動を断固として糾弾する!日本共産党は、志位和夫委員長の談話を発表。

23日午後、韓国の延坪(ヨンピョン)島を、北朝鮮軍は砲撃しました。知りうる範囲では、韓国兵2人と民間人2人が死亡しました。
韓国政府は「韓国への明白な武力挑発だ。民間人にも無差別に砲撃したことは決して容認できない」と表明しました。北朝鮮の行為は、国連憲章にも、朝鮮戦争の休戦協定にも違反する無法な行為で、断じて許すことができません。

日本共産党の志位和夫委員長は、次の談話を発表しました。

一、北朝鮮は23日、韓国の延坪島に対して砲撃をおこない,韓国軍との間で交戦状態となった。これにより、韓国軍兵士2人が死亡し、さらに同島の民間人にも負傷者が出て、住民1600名が緊急避難する事態となった。
民間人が居住する島への無差別の砲撃は、朝鮮戦争の休戦協定はもとより、国連憲章にも、北朝鮮自身が当事者である南北間の諸合意にも反する、無法な行為である。
日本共産党は、北朝鮮の軍事的挑発行動を厳しく非難する。

一、北朝鮮は今回の行為を、韓国軍が「北朝鮮の領海」での軍事演習をおこない砲撃したことへの反撃だとしている。この領域における境界線については、韓国と北朝鮮の主張が異なっているが、それを武力攻撃の理由にすることは断じて許されるものではない。しかも、砲撃を受けた延坪島と同島への航路が韓国側に属することは、北朝鮮自身も認めていることであり、北朝鮮の言い分はまったく成り立つものではない。

一、日本共産党は、北朝鮮が、攻撃とそれによる被害の責任をとり、挑発的行動を繰り返さないことを厳重に求める。
韓国をはじめ関係各国が、事件をさらなる軍事的緊張や軍事紛争につなげることなく、外交的・政治的ま努力によって解決することを要請するものである。

 

| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2010/11/24

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