こくたが駆く

民主党の代表選挙に”国民の希望見い出せない!

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記者から、この間の民主党内部での代表選挙をめぐる動きについての感想は?とあり、
「国民不在ということが大きな特徴ですね。結局は権力抗争に明け暮れているのが事態ではないか。今回の代表選から国民の希望を見出すことできません」と答えました。

さらに、「二人の候補者の政見、共同記者会見などを見ての感想は?」と質問があったので、昨日のブログのように応えたわけです。

そのうえで、「二人の候補者の違いはどう見ましたか?」との質問があり、次のように答えました。

「小沢、菅両氏の政策・政見について、書きぶりの違いなどはあるものの、暮らしの問題で小沢氏の政策をみても打開方向はみえず、菅氏は雇用を強調するものの労働者派遣法の改正もふれられていない」と述べました。

また、「普天間基地問題でも菅氏が新基地押し付けの『日米合意』を基本とすれば、小沢氏も『日米合意を白紙撤回しない』と発言ししており、両者に大きな違いがあるわけではない」

「『政治とカネ』の問題でも小沢氏は自らの疑惑について従来の主張を繰り返すだけで、何の反省はみられず、菅氏も「クリーンでオープン」というものの、これまで疑惑を明らかにさせる努力もしてこなかった」

「国民からすれば、『政治とカネ』の問題で、真相究明について何の努力もしていない人物が、代表選挙に出馬するかしないかが焦点となるところに民主党の異常さがある。疑惑の渦中の人物が堂々と出馬するところに、国民の感覚からかけ離れた民主党の体質が現れているとのべました。

結局、「暮らしや普天間基地問題、政治とカネの問題でも、両者に大きな違いがない」と強調しました。
国民の苦難を解決するためには大企業とアメリカ中心の政治からの抜本的転換こそ求められており、日本共産党はそうした立場から諸問題にのぞんでいきたいと結びました。

  記者との懇談の最後にもう一問ありました。   「メディアへの希望は」とあったので、「民主党の代表選挙の期間中が、事実上民主党一色というメディアジャックとならぬような常識の発揮が求められる」「国民の暮らしと営業が大変な実態をどうするのかが問われている」「辺野古新基地案日米報告書に対する沖縄県民の声などキチンと取り上げていく必要がある」とあえて苦言を述べました。
 

| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2010/09/02

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