日本共産党、自民党、公明党、みんなの党、たちあがれ日本の五野党は初の書記局長・幹事長会談を開催しました。各党の国会対策委員長が同席しました。

会談で、野党５党は、「１、衆参予算委員会を早期に開催し、『政治とカネ』『普天間問題』『財政・経済 』の集中審議を求める。２、国会法改正については、議会制度協議会で十分な協議のうえで行われるべきであり、与党による提出はすべきでない。」との意見で一致しました。（写真は、会談後の記者会見）

これに基づいて、与党３党に申し入れました。

会談で、日本共産党の市田書記局長は、「"政治主導"と言うなら、まず一番政治が力を発揮しなければならないのは沖縄の普天間基地問題だ。解決の方向については各野党間で意見の違いはあるが、『移設は国外、少なくとも県外』と言っていた鳩山首相の公約違反であるという点は、各党が一致している。世論調査でも、ある新聞では66％の方がそう考えている」と主張しました。

さらに、小沢一郎民主党幹事長めぐる「政治とカネ」問題について、「小沢氏周辺では、政治倫理審査会において説明するとことらしいが、この場は非公開、傍聴も許されない密室での『弁明』に過ぎない。真相究明のためには、国会での証人喚問が必要だ」と指摘しました。