こくたが駆く

「吉岡吉典元参議院議員を偲ぶ会」

DSC_4401 吉岡吉典元参議院議員を偲ぶ会が12月5日、東京で開かれました。
 吉岡吉典さんは、「きってん」さんと親しまれた、日本共産党の参議院議員でした。ソウルで開かれた「韓国3・ 1独立運動90周年記念シンポジウムと文化交流会」の講師として講演し、急逝。帰らぬ人となりました。

 吉岡吉典さんは、「赤旗」編集局長、政策委員長を歴任しました。参議院議員の時代は労働社会政策委員長、懲罰委員長を務め、 日本共産党参議院団長として活動しました。
 私も、「吉岡吉典さんをしのぶ会」の呼びかけ人の一人として参加しました。
 写真は、左から吉井英勝衆院議員、八田ひろこ元参院議員、瀬古由起子元衆院議員、佐々木憲昭衆院議員、もとむら伸子参院愛知選挙区候補、 山下芳生参院議員と私。

 《続きを読む》に私のあいさつも載せています。

DSC_4406 この会には、柳井俊二国際海洋裁判所判事・元駐米大使・元外務次官も「外交・安保問題で、 吉岡さんと国会でよく議論しました。立場は違っても、確固とした足場と筋の通っていた論理的な思考と、かみ合った議論できました」 「暖かい人柄」と述べました。

 平野貞夫元民主党参議院議員も「私のふるさと土佐の同郷の故上田耕一郎さんと吉岡さん、平野の三人で『四万十』で、一緒に一杯飲み、 論議したことを忘れることできません」と秘話を披瀝しました。
このように、「きってん」さんの幅広い活動とそのお人柄が偲ばれました。

 日本共産党を代表して、市田忠義書記局長があいさつしました。1999年の「労働者派遣法」議論の際、 労働社会政策委員会理事会の席上、異例の「労働法制の根本を揺るがすもの、国民の意を受けて徹底的な審議を行うよう希望する」 旨の委員長発言をおこなって警鐘を乱打したことを紹介しました。
 
 私は、日本共産党国会議員団を代表してあいさつしました。「京都に来ておられた韓国の歌手ソン・ビョフィさん。 歌手野田淳子さんから私の連れ合いを紹介された彼女は、『日本共産党の偉い方といえば韓国で先ごろ亡くなった吉岡吉典さん』 と即座に答えたそうです。吉岡さんは韓国で誰よりも知られているのです。」「松江出身の”きってん”さん、天国で上田耕一郎さんらと安保論、 植民地支配と侵略戦争を論じちょうかね?どげしちょうかね?(出雲弁で語りました)」

 佐々木憲昭、笠井亮、吉井英勝の各衆議院議員、井上哲士、山下芳生両参議院議員も参加しました。

 

| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2009/12/07

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