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神戸市長選挙、日本共産党公認松田たかひこ候補を応援

 神戸市長選挙 10月11日、神戸市長選挙選挙が告示されました。 ご案内のように日本共産党公認の松田たかひこ候補(党県書記長)が第一声をあげ、私は応援にかけつけました。(写真は、 三宮交通センター前)

 「国政を変えた力で、神戸市政を変えよう」と訴えました。灘区で宣伝
 神戸市政は、現市長支えてきた「オール与党」相乗り政治です。
 私は、「オール与党・相乗り政治」のもとで市民の暮らしは良くな
ったでしょうか?と問いかけました。
 ①市民生活を破壊してきた市政です。相次ぐ市民負担で挙げれば限がありません。敬老パスの有料化、国保料の値上げ、 生活保護の夏冬見舞金廃止。保育料、学童保育の有料化、高校授業料の値上げ。
 小児喘息調査で医療の公費負担廃止(たった2800万円。市長の退職金4200万円ですよ)重度障害者福祉年金廃止6億5千万円。
 一番しわ寄せしてはならない、お年寄り、子ども、障害者、貧困家庭に打撃を与える市政で、まさに国民の暮らしを破壊した自民・ 公明政治そのものだ。

 ②なぜこんな市民の暮らしを破壊する政治が横行するのか。
 大型開発と神戸空港のムダ遣いが原因なのです。2000億円近い空港の借金。その返済に充てる造成土地の売却は44億円しか。 神戸空港と関西空港を結ぶ「海上アクセス」120人乗りで、平均30人しか。その補てんのためにこの三年間で15億円以上注ぐ。 (重度障害者福祉年金と比べてもひどすぎる)
 その上神戸空港と関空を地下トンネル構想7000億円。ムダのオンパレードではないか。

神戸大丸前遠景OK
  ③この市政を推進してきたのが、自民、公明、民主の相乗り「オール与党」体制。
 堺などでの「相乗り批判」にあわてた現職市長は、「民主党推薦」だけにしたとか。
 「これまでの経緯を考えれば、民主一本で行くとは、人の道を外れている」(自民党
県連幹事長)とし、水面下で応援と報じるメディアもある。 (写真上は、神戸大丸前)

「自公j隠し」「相乗り隠し」は市民に見破られるであろう。そもそも、「市民イジメの相
乗り政治こそ」「人の道に外れているのではないか」と告発しました。

東灘区  最後に、なぜいま日本共産党の勝利が必要かと訴えました。
 日本共産党は阪神・淡路大震災以来、「生活再建こそ第一、神戸空港などの開発優先型市政と闘ってきた。相乗り市政に唯一反対し、 暮らし優先の市政への転換を提  起してきた。国民の暮らしの困難を打開することを立党の精神としてきた党だ。 いま市政を変えることができる日本共産党の松田候補を市長に結んだ。(写真下は、東灘区での訴え)

 当初宣伝予定は、お知らせしたように、三宮、大丸前でしたが、灘区、東灘区も追加され、元気に応援。

 

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心をつなぐ左翼のコメント?を受けて。 綱領にも書かれていることが、なぜ神戸では出来なかったのか。 なぜ自分たちの基本的な立場から外�... [詳しくはこちら]

コメント

今朝の赤旗で穀田さんの神戸での松田候補への応援演説の内容を知りました。4年前は瀬戸恵子さんが候補になって共産党、新社会党、神戸再生フォーラムのみなさんが応援しての神戸市長選挙が戦われました。
しかし今回、再生フォーラムの呼びかけを拒否して、党が独自候補を擁立したのは最悪の選択だと思います。市長選挙後に瀬戸さんを党公認の比例候補にしてしまった経過の説明もなく、矢田市政に対抗する市民候補を模索する再生フォーラムの呼びかけにも応えず、このような選挙戦が戦われれば、党は内部からも外部からも大きな批判を浴びることになると思います。
穀田さん!官僚だった蜷川さんが京都府知事だったときの知事と党の関係を思い出してください。党は全部が一致して蜷川さんの与党だったわけではありません。
今回でもあくまでも共同の道を探ることなしに独自候補を擁立したことは大きな禍根を残すことになるでしょう。市民不在は兵庫の党の方です。
どうぞよろしくお願いします。
京都府向日市寺戸町中村垣内22-21
石沢春彦
携帯090-9112-1717

 石沢様メールありがとうございます。
 誤解があるのではありませんか?候補者問題では、日本共産党兵庫県委員会の見解とその結果について見るべきではないでしょうか。
 選挙最中ですから、厳しい批判は避けますが、兵庫の共産党は、前回の経過を考慮して対応してきました。
 「神戸再生」が、「新人候補」の推薦・支持に向けて協議をしていることから、日本共産党として、その方の政策や政治姿勢などを検討しました。そして、検討の結果「応援できない」という判断を「神戸再生」と新社会党にも伝えました。
 その後も、その方が自分の選挙に有利と考える政党と関係を深めていることが明らかになり、前回市長選挙時の様に、政策や政治姿勢で一致して共同して選挙を闘う条件がないことは明らかです。
 メディアも報じています。その候補者は、結局民主党に推薦を依頼したり、首長連合に依頼しまし。四年前の神戸空港反対の方向とは縁もゆかりもない主張抜きの支持欲しさの行為に他なりません。
 ちなみに、民主党は神戸市政では「オール与党」の一員として開発優先、福祉切り捨てを推進してきたことを忘れてはなりません。
 この一連の行為を「市民不在」と述べたのです。つまり市民の暮らしを破壊する「オール与党」、その元凶となっている開発優先の姿勢に断固たる立場をとることができずに、どうすれば選挙に有利かと考えることを表現したのです。
 

神戸市長選挙の結果がでました。
穀田さんからコメントもいただいて、選挙中はご返事を遠慮しました。
しかし、結果はまったくひどいものです。共産党候補が矢田市政の継続に手を貸したと言われてもしかたのない結果です。
25日の日刊紙で反論ができない形で樫野候補を攻撃した記事は赤旗に汚点を残しました。共産党は誰を敵としてたたかったのですか?樫野候補との不一致点があたっとしても、一致を求める話し合いには背をそむけて攻撃ばかりする。それまで共同できる候補を一生懸命探し、市民のために矢田市政の転換を願って活動していた同志たちはどんなに気持ちだったことか。民主党に支援を求めたからって、党員でもなければ一般の候補者が党に支援を求めてくるなんて現実が今の世の中にあるんですか?
いつから党はそんなえらそうに強くなったのですか。こちらから出むいて一致点を一つでも見つける努力もしないで独自候補を立てれば、それは機関は楽でしょう。しかし、それで国民の要求を実現したり、国民の利益を守れるのですか?
再生フォーラムは最後まで候補一本化を兵庫県委員会に申し入れたそうですが、県委員会は受取拒否で対応。誠意も市民の声もあったものではありません。
選挙戦が終わった今こそ、事実経過を明らかにしてきちっと総括してください。善戦健闘でおしまいにする総括は入りません。一人ひとりの党員に耳を傾けない組織はつぶれます。
ぜひ厳正な調査を行ない、今回の独自候補擁立問題を検証してあきらかにしてください。
よろしくお願いします。
向日市寺戸町中村垣内22-21
石沢春彦

 石沢さん、選挙中のご配慮は、ありがたく存じます。
 
 京都府に住んでおられるようですから、兵庫県委員会の活動や、私の意見は、乙訓地区委員会にお聞きください。

 

ご返事ありがとうございます。
乙訓地区委員長の金森さんにお電話しましたが、私の立場では答えようがないということでした。あらためてこのブログを見ていただいて、聞いてみてくださることになりました。
石沢春彦
向日市寺戸町中村垣内22-21
携帯090-9112-1717

恵二様、はじめまして。愛媛県新居浜市の者です。神戸市には親戚や友人が住んでおり、選挙には少しばかり関心を持っておりました。

色々お考えはあると思いますが、結果的に「手を貸してしまった」のは否めますまい。小生としては、共産党をずっと応援されてきた以下のブロガーの考えに近いです。

http://potthi.blog107.fc2.com/blog-entry-803.html

さて、石沢様(はじめまして)とのやりとりで気になるのは、

穀田様の
> 京都府に住んでおられるようですから、兵庫県委員会の活動や、私の意見は、乙訓地区委員会にお聞きください。

に対して、乙訓(京ちゃん党の人、お元気かな?)
>乙訓地区委員長の金森さんにお電話しましたが、私の立場では答えようがないということでした。

は、外部から見れば「党として答える気がない」というふうにしか見えません。

共産党は色々、外の眼について考えるべきことが多いと思いました。

 TAMO2さん、メールありがとうございます。
 「手を貸す」論の間違いは明白です。日本共産党の松田候補者は、開発優先型の市政、神戸空港ではなく福祉をという立場で、大義のために闘ったということを見ない議論です。
 だから、直近に行なわれた総選挙と帳票率は低いにもかかわらず、日本共産党支持の票と変わらない、また市会議員選挙での日本共産党の票を維持したことに、その期待が示されています。
 あなたの言動で心を痛めているのは、必死になって松田さんの勝利のために奮闘した方々ではないでしょうか。
 

なるほど…

穀田さんや共産党的には、神戸市の事よりも共産党の大儀の為に選挙活動に協力した共産党員の方が大事だと言う事ですか…

こりゃ何百年たっても政権とる事は出来ないだろうね。
民衆の為ではなく、共産党が目的になってしまっているようじゃね。

なるほど…

穀田さんや共産党的には、神戸市の事よりも共産党の大儀の為に選挙活動に協力した共産党員の方が大事だと言う事ですか…

こりゃ何百年たっても政権とる事は出来ないだろうね。
民衆の為ではなく、共産党が目的になってしまっているようじゃね。

 Dさん、メールありがとうございます。
 よく読んでくださることを希望します。
 市民要求の根本=開発優先型の市政の転換という大義です。

市民の要求は、少しだけでも変えて欲しいと言う事であり、全部そっくり変える為に負けつづける事などではありません。
いい加減に、100点取ろうとして、0点(掛かった労力や金銭面を見ればマイナスとも言えます)取るような事は慎むべきです。

 私の立場はお分かりいただけたでしょうか?
 「変える」中心が市民の要求であり、大義であることは明確です。
 前回の市長選挙の争点も開発優先型の市政特に神戸空港建設よりも暮らし優先という提案でした。
 それらも否定することになります。
 ご意見は、ありがとうございます。
 では、いずれまた。

各候補の得票を見ると、確かに矢田市政に疑問を持っていて、変えたいと考える神戸市民は多いようです。しかし、変えたい内容が穀田先生のおっしゃる方向と同じなら、松田氏はもっと票を取れていたでしょう。

なぜぽっと出の「新人候補」が矢田市長を追いつめて、共産党候補よりも格段に多い得票を得られたのか。

市民の要求=共産党の主張ではないことを自覚されるべきだと思いますが。

あなたのように、共産党の間違いを認めたくないが為に、市民感情を理解せず、自己正当化している限り、共産党の躍進はありえません。
マジョリティを共産党に合わさせるのではなく、共産党がマジョリティに合わす勇気ぐらい持ってもらいたいものです。

「一言でいえば、共産主義者は、いたるところで、現存の社会ならびに政治状態に反対するすべての革命運動を支持する。」
共産党宣言より

歴史を進める為に時にはブルジョアを支持することもある。
しかし敵であることを忘れたわけではない。
そういった柔軟性を持つことが共産主義者の立場でしょう。
この共産主義者の原則的立場から神戸市長選挙を省みると、日本共産党のとった対応は、現存の政治に反対する人々を分裂させ、進歩的人々の願いを打ち砕きました。
その結果見事に“反動勢力の思い通り”なったわけですが、これを反省せずに党の立場を振りかざすのはけっこうです。
しかし共産党という名は不釣合いですので、返上されてはいかがでしょうか。
進歩的な人々にとっても非常に迷惑です。

早速のご返答ありがとうございます。

党としての、まるで役所のたらい回しのようなご返答について、何らかの記述をお願いいたします。石沢様、もしよろしければ何らかのアクションをお願いいたします。本当は、党(の誰か)が答えるべきことですが。

ネットに大いなる可能性を見ている者としては、公党に対して認めがたい問題点を感じています。

さて。

悲しいくらい内向き、あるいは党の中にしか民衆が見えていないお考えであり、大変悲しい思いがしました。

もし、日本共産党が選挙で50%以上勝てる確率があるのならば、百歩くらい譲った上で恵二様の仰ることが政治的に正しいでしょう。しかし、共産党単独の力はたかが知れています。事実、供託金云々レベルの敗北であったし、それは予測されたことではないですか。

「自公共共闘」という皮肉をご存知でしょうか。政治は結果が問われます。小選挙区制全てに立候補し、非自公の落選に結果的に手を貸してきたことに対する皮肉です。

老エンゲルスは「選挙は蜂起の一形態」と言いました。意味するところ(と教えられたの)は、選挙と雖も蜂起の一種であり、事前に勝敗を弁えて動くべきだ、ということです。その意味では、日本共産党の選挙戦なんて、殆ど兵隊の討ち死にに終わっているじゃないですか。そればかりじゃなく、潜在的に味方にするべき、例えば「連合」の労働者大衆、などの背後から銃弾を浴びせ、痛撃を食らわしているようなものです。

また、レーニンの故事についても書きましょう。ガポン僧正をご存知でしょうか。彼はツァーリの信奉者でして、偉大なるツァーリなら労働者の悲惨を改めてくれると信じ、誓願行動を行いました。勿論ツァーが労働者の味方であるはずもなく、血の日曜日に到ったわけですが、レーニンはガポンの愚かさではなく、大衆を率いた実力に注目し、接触しました。ツァーに期待するのが馬鹿げていると言うのは簡単です。しかし、大衆がそちらに束ねられるならば、それと係わるのが共産主義者というものでしょう。結果が悲惨と分かっていても、それに加わること。大衆と共に学ぶこと。それこそが共産主義者というものでしょう。

なお、小生の書き込みについて、何が「明白」なのでしょう。小生が書いたのは「結果」についてです。過程を問うほど政治的にオボコではありません。恵二さんおよび共産党が立てた問題設定――開発優先型の市政、神戸空港ではなく福祉をという立場――は、確かに重要ではありますし、小生も同意しますが、しかし、住民全てがその基準で投票行為に到ったわけではないでしょう。共産党らしい明確な大衆蔑視があります。結局、自分たちの問題設定に乗る/乗らないで大衆を分断し、まつろわぬ人を排除する。市民運動で、労働運動で、行なわれ、それに対するカウンターでそれらから共産党(員)は排除される。新居浜のいくつかの大手企業はかつて共産党の牙城でしたが、30年ほど前に当然にも労組から「共産党排除決議」が出され、今でも共産党はタブーですが、それは歴史を知る者としては労組の当然の措置だと思いますね。

自分たちの「正義」を飲まないからと言って、「誤りは明白」なんて、そんな傲慢な議論が通用するのが国会なのですか。日本の国会も落ちぶれたものです。

また、穀田様:
あなたの言動で心を痛めているのは、必死になって松田さんの勝利のために奮闘した方々ではないでしょうか。

とありますが、落選した陣営の大衆は、数だけでなくその悔しさから言えば、何十倍も心を痛めていることでしょう。大衆は共産党とその周辺だけにいるのではありません。

社民要撃はこれから何度も日本共産党によって繰り返されるのでしょうか。地道な所では良い仕事をし、それなりに信頼されているにも係わらず、どうして桁数から言えば消費税なみの支持率や得票率に止まるのでしょうか。得票率全住民からしたら微小な割合で「直近に行なわれた総選挙と帳票率は低いにもかかわらず、日本共産党支持の票と変わらない、また市会議員選挙での日本共産党の票を維持したことに、その期待が示されています」などと悦に浸っていられる、否、いざるを得ない哀れな状況にこれからも安住されるのでしょうか。

穀田さんの文章を見ると、そうであると断じざるを得ません。

 多数の方々のご意見誠にありがとうございます。
 日本共産党は、先頃、創立87周年を迎えました。戦前戦後を通じて、平和、民主主義、生活向上のために闘ってきました。
 常に精進して参ります。

今回の共産党による独自候補の擁立について、政策面での違いを
強調しておられますが、全く説得力がありません。
81年、85年、89年、93年の選挙ではオール与党体制の一角として
体制側に相乗りしていませんでしたか?
その党が、確固たる基盤を持たない樫野氏の変遷について
とやかくいうとは、全く閉口してしまいます。

今回の選挙において、結局のところ真実に近いのは
市民フォーラム、新社会党、そして共産党のうちどこが主導的に
樫野氏の応援をするかというパワーゲームの結果だと思います。
いろいろと書いておられる人がいますが、集約するとこの点につきるとおもいます。

昔の共産党は自民党の支配体制とその矛盾に真っ向から政策で対抗する
小さくともキラリと光る党であったと思います。
しかしながら今回の神戸市長選に見る、どろどろとした組織の対面を優先した
選択は共産党のキラリと光る部分に決定的なダメージを与えたと思います。

今一度、お考え下さい。
かつてのように、日本がとり得るイデオロギーがなにかという明確な対立点に
意味を見出しにくい現在の政治状況で、共産党の存在意義とはなんですか?
名前を守ることですか?
共産党の支持者は共産党というブランドに共鳴しているとお考えですか?
既得権益にしがみつく一部の層に対する批判姿勢とそれによる実績ではなかったのですか?
ブランドとはブランドのためにあるのではありませんよ。

失礼を承知で申し上げますが、細かな方向性の差は無視してでも、
矢田市政にNoの審判を突きつけ、実績をあげるチャンスを自らのブランドと
いう近視眼的な利益のために無駄にするような党に、未来は見出せません。

いろいろとコメントがありますが、橋下大阪府知事への応援要請をしたり、自民党にすり寄っていた樫野氏を共産党として応援できないから独自候補を立てるというのは筋が通っていると思うのですが。
私は橋下氏やみんなの党の渡辺氏に応援を頼むような候補者と共産党候補との差を「細かな方向性の差」とは思えませんし、共産党は支援しなくてよかったと思います。

「オール与党」の一角という話がありますが、京都市政でも舟橋、今川(1期目)は「オール与党」でしたが、舟橋市政では革新的な政策も実現しています。今川市政2期目から共産党は対決するようになっていましたから、笹山市政と似ていると思います。笹山氏のような人を推薦してしまった問題を総括できているのであれば、今回のような判断もあり得るでしょう。

一人区や首長選で、よく「共産党が候補者を立てるから負けた」という話がありますが、共産党推薦の候補が立っていても別の野党推薦の候補が勝つ例も多々あります(2006年の滋賀県知事選挙での嘉田氏の勝利など)。
樫野氏が負けたことについて共産党候補の立候補で票が割れたからだと共産党を批判するではなく、票を集めきれなかった樫野氏の陣営の戦略などを議論すべきだと思うのです。

私は神戸市民ではありませんが、報道やここでのコメントを見ていて感じたことを書きました。失礼はご容赦ください。

Sさま
いかなる理由をつけようとも、後付けの言い訳としか思えません。
今回の選挙で共産党はキャスティングボートを握っていました。
つまり、勝たせたいと思う方を勝たせることができた。
それとも、数々の選挙を戦ってこられた共産党の幹部の方々が
5万程度の基礎票をもって、松田さんが当選できると思っていた
とでも言い訳なさるおつもりでしょうか?

何をどう見ても、大儀を全うした結果として開発中心の市政が
続くことを十分に承知しながら、共産党は能動的に矢田市政の続投を選んだという
事実は動かせません。未必の故意といわれてもしかたがありません。

さて、その理由について
ここからは邪推の類でありましょうが、時勢に応じて共産党に入れることもある
一部の無党派層の支持を失ってでも、共産党のコアな支持基盤
(既存の環境事業などの受益層)或いはそこから期待できる上納金
を守ることで外様としての現状の地位の保全をはかった。

いろいろ怒られそうですが、そんな想像をしてしまいます。
当たらずとも、遠からずでは?

穀田さま
失礼ついでに、言わせていただきます。
私自身も、共産党員を父に持ち、時勢に応じて共産党に投票したこともある
無党派層の一人でありますが、
未来永劫、あらゆる選挙で共産党に投票することはありません。
私の周りにも私と同様の怒りを持つ、"時々共産党派"はたくさんいます。
今後の選挙では、国民が主人公という党の理念にもう一度立ち返って
意思決定をお願いします。

>多数の方々のご意見誠にありがとうございます。
>日本共産党は、先頃、創立87周年を迎えました。戦前戦後を通じて、平和、民主主義、
>生活向上のために闘ってきました。
>常に精進して参ります。

って、めんどくさくなっちゃいましたか?(笑)

樫野氏の落選は、もちろん共産党だけのせいではありません。
一番悪かったのは神戸市民が無関心だったこと。投票率が情けないほど低すぎました。
しかし、松田氏が主張した
中央市民病院の移転問題、敬老パス、無駄な公共事業の削減、福祉の問題、外郭団体の問題が
現職が引き続き市長職につくことで継続されてしまうことは明白であったはずです。
そして、松田氏が立候補することで、現職市長の当選に力を貸すであろうことはわかっていたはずです。
それらの重要な問題をフイにしてまで、守りたかった物とは何だったのかと思ってしまいます。
神戸の変化を妨害したのは共産党だと思われても仕方ありません。

私は不破さんが委員長だったころの共産党は好きでした。
こんな頑固な党が日本に1つくらいあってもいいと思っていました。
共産党の候補者に票を投じたことも何度もあります。
でも、今の共産党はおかしいです。
本当に平和、民主主義、生活向上を思っているなら、闘い方を考え直した方がいいです。
他の方も書いておられるように、私も今後は共産党には票を投じることはありません。

それから、国政を変えたのは共産党の力ではありません。
民主党に乗っかって「国政を変えた力」などと叫ぶのは格好悪いです。

穀田さん、あなたも政治家なら、こう言う時にどうするのが得票に結びつくかぐらい解りませんか?

穀田さんは、兵庫県委員会幹部の自己保身デマに騙されているから、事の重大性が分からないし、未だに党の判断が正しかったと思っているのです。

そもそも樫野氏を支援した人で、樫野氏の政策を全面的に支持していた人なんてほとんどいない。多かれ少なかれ不満な点がありながらも、市政を前向きに転換させたいという願いで懸命に支援したのです。では、市民共通の願いとは何だったのか?それは、役人天国から市民本位の市政への転換、ハコモノ行政から市民中心行政への転換です。この基本のチェンジで一致できるなら、小異も中異も捨てて、大道につくというのが、保守層との共同を進んだことを赤旗でも自慢している共産党の本来のあるべき姿であったはずです。

ところが兵庫県委員会は、樫野氏がマニフェストで約束していることが嘘だと、小異をことさらあげつらい、懸命に難癖をつけ、赤旗、法定ビラなどで矢田批判の何倍もの労力をかけて樫野批判を行いました。その内容は、まるでかつて出回った反共謀略ビラ並みに、嘘と捏造と歪曲にまみれた低俗なものでした。

では、穀田さんやSさんに伺います。
樫野氏の掲げた3つのチェンジ。
1.ハード(ハコモノ)からソフト(人と生活)に
2.「しぶしぶ情報公開」から「元気な情報発信」へ
3.「官僚主導」から「市民が主役」に
これに賛成ですか?反対ですか?
再生も市民も、ここに賛成できるから、これこそが市民が願う市政転換の方向だと賛同できるから、支援したのです。
それとも、共産党はこれに賛成できないから独自候補を擁立したのですか?

今回、兵庫県委員会の大罪が少なくとも2つあります。

1. 再生フォーラムの結論が出る前に、独自候補擁立の発表をしてしまったこと。再生フォーラムに候補者決定をまかせておきながら、それを裏切る行為を突然行った責任は、どんな理由があろうと免れません。

2. 結果的に別の候補を推して選挙を戦うことになったとしても、再生とは神戸市政の転換という思い、願いは同じであることは重々承知しているはずで、両者の敵は現職であったはず。そこを少しでもわきまえていたら、神戸市民の願いに答えるには現職批判をこそ選挙戦では徹底するという方針になって当然である。ところが実際は、矢田批判よりも樫野批判の方が多いぐらいであった。これが、悩みながらも矢田市政ストップの大道のために樫野氏支援で動いていた人たちに後ろから鉄砲を撃つような行為であり、仲間に対する最低限の礼儀もわきまえない最低の行為である。
ちなみに、樫野陣営は、松田批判は一言も行いませんでした。

選挙中の再生主催の集会で、新社会の粟原議員が語られたことが、本当に胸に染みました。

以下のような内容でした。
#4年前の市長選挙で、共産党幹部である瀬戸さんを市長候補として戦うのは、いくら政策的に一致できていても、別の政党である以上、ハードルはかなり高いんです。しかし、再生フォーラムという共闘の枠組みの意義を重視し、大儀のためにと支持者を説得した。今回も、樫野で本当に大丈夫か?という声はあった。しかし、再生の枠組みを守りたい、だからその決定を尊重するという判断をした。
http://www.portnet.ne.jp/~awara/
そして、樫野氏が当選しても、是々非々で望むんだといっています。これこそが、市民との共闘を大事にし、市民本位の前向きな転換を望む政党に求められる態度なのではないでしょうか?

共産党、特に兵庫県委員会の猛省を求めたいと思います。
それをしないと、神戸では次の選挙は戦えませんよ。

Sさんに賛成です。
共産党が神戸再生フォーラムの提案に同意できなかったのなら、共産党が独自候補を立てるのは正しい判断だったと思います。

そもそも参政権は自由でしょう。「共産党は降りろ」みたいな主張をする人はどういう神経の持ち主なんでしょうかね。基本的人権を否定する全体主義者の類としか思えない、そんな人が「市民本位」だの「大儀」だの言っても説得力は皆無です。

穀田さん、コメントを寄せてくださったみなさん、ありがとうございます。

私は最初、9月25日付けの赤旗で神戸市長選挙に共産党が単独候補を立てることを知りました。
これはおかしいと思い、兵庫県委員会にメールをしようと思いましたが、県委員会にはHPすらなく、メールもわかりませんでした。仕方がないので共産党の神戸市会議員団とブログをやっておられた森本真さんに穀田さんのHPへの投稿と同じ趣旨のメール(コメント欄への投稿)をしましたが、まったく返事もなく、コメントも掲載されませんでした。
名前も連絡先もあきらかにしたのに・・・。きっと私のような抗議がたくさん届いて無視せざる得なかったのではないかと思いました。しかし、その対応は今でも納得がいきません。議員団としても、共産党の議員としても反省してほしいと思います。(一人の支持者を獲得するにはたいへんな時間と努力が必要ですが、失うのは一瞬です。賞賛の声に応えるだけでなく、クレームや不満、誤解に丁寧に応えることは一人の支持者を獲得するのと同じくらい大切なことだと、地域で活動していて思います。穀田さんもきっとそう思っていると思います。)

その後、旧知の穀田さんまで神戸市長選挙に駆り出されていることを知り、これはなんとかしないとという思いで、このHPに投稿したのです。(私は、15年間 京都市上京区の繊維会館の一階で仕事をしていました。少しは思い出していただけたでしょうか?)
穀田さんは、私の投稿を無視することなく、ご自身が思っていることや党の立場を説明しようとされました。その誠意は十分伝わりましたが、どれも私を納得させるものではありません。(「候補者問題では、日本共産党兵庫県委員会の見解とその結果」を見るべきとのことですが、いまだに入手できていません。少なくとも市民が見たいと思ってもすぐに閲覧できないものではないでしょうか。また、対応としての「地区委員会に問い合わせて」というのも、無茶ぶりされた地区の方も困ったと思います。)
それは共同の候補を擁立するために一方では自分の仕事を持ちながら、神戸市政転換のために奔走した仲間のみなさんも同じ思いだと思います。
選挙が始まって報道される神戸市長選挙の赤旗報道は、日増しに樫野候補への批判を強め、矢田市政への批判が二の次になっていきました。そしてとうとう昨日の赤旗日刊紙に掲載された兵庫県委員会の声明を紹介する記事では、樫野さんも矢田さんも「空港活性化、敬老パス負担増、職員大幅削減など同じ立場」ということにしてしまっています。
これは候補者選定の経過や神戸市政の課題を置き去りにした、単独立候補を合理化する理屈で事実からかけ離れています。

乙訓地区委員会の金森委員長と電話でお話しました。乙訓の長岡京市長選挙の場合でも、単独立候補をせざる得ないときがあったそうです。それは共同しようと話し合いを申し入れても拒否されてしまうような場合だったそうです。今回のように神戸再生フォーラムやその他の同志が何回も樫野さんと会い、7月18日には、松田さんご自身も樫野さん会われて話し合い、同フォーラムによれば「好印象を受けた」とまで言われていたのに、なぜ共同の席から共産党が離れたのか?
そこが知りたいと思っています。その原因は、こんな京都の田舎に住んでいるものでもいくつかの情報から憶測することは出来ますが、ことは根深い問題を含んでいるので、きちっと中央委員会でも調べてほしいと思っています。これは中央委員会に別にメールしました。
メールで不明なことは電話でも、直接お会いしても、説明してほしいと思い、住所も携帯も明記して出しているわけです。
大義のためにたたかうことがあるのも理解できますが、今回の神戸市長選挙の単独立候補に残念ながら大義はありません。
大義があるなら、再生フォーラムがやられているように単独候補にいたった事実経過をきちっと公表すべきです。
それが私のお願いです。
議論しながら事実をあきらにして、教訓をえる。そんな楽しい活動をしたいと思っています。
よろしくお願いします。

石沢春彦

latter_autumnさん、

樫野氏の掲げた3つのチェンジ。
1.ハード(ハコモノ)からソフト(人と生活)に
2.「しぶしぶ情報公開」から「元気な情報発信」へ
3.「官僚主導」から「市民が主役」に

あなたは、これに賛成ですか?反対ですか?

>共産党が神戸再生フォーラムの提案に同意できなかったのなら、共産党が独自候補を立てるのは正しい判断だったと思います。

はい、この3つに全く同意できないなら、過去何度も一緒に市長選挙を戦った仲間を切り捨ててまで、独自候補を立てるという判断もぎりぎりありえるでしょうね。で、同意できないのですか?

あと、共産党の松田氏のマニフェストは、まるで、再生が作り上げた13次案のパクリのような内容でしたよ。ただ、市長として一番大事な、市民の声を聞き、それに従うという視点は、松田氏のマニフェストには欠けていて、常設の住民投票制度や、情報公開制度へ言及はありませんでしたね。自分たちの政策が無謬だと思い込んでいるから、そんな慇懃で高飛車なマニフェストが作れるのでしょう。その点では、樫野氏のマニフェストの方がずっと優れていました。

latter_autumn氏
自由といっても状況や歴史に影響を受けるわけだし、何よりも行動にはそれに至る動機というものがある。

私は以前から貴殿を『公安のスパイ』と断定しているのは貴殿も知っているだろう。
latter_autumn氏のコメントを読むと、これまでのフォーラムと共産党との経緯や共産党の原則的立場を「自由」などという陳腐な言葉の背後に追いやり言い訳をしているようだが、そこには動機が見当たらない。
樫野氏と共産党の意見には違いがある。
経歴からいっても推しづらい候補者であることも確かだ。
しかしその事から共産党が40年に単独候補者を出し、また本来連帯する人々(放っておけば勝利した人々)を背後から撃ち落してまで、負け戦を戦わなければならない動機や必然性といったものが共産党には無い。
市民の利益とその次に来るであろう党の利益を考えても、兵庫県委員会の行動には40年ぶりに単独候補者をださなければならない強い動機が無いのだ。
愚かにも党の利益を一番と考えても同じこと。

前回共に戦ったフォーラムと党員は連帯していたと聞いているので、下からの突き上げがあったわけではないだろう。
候補者の経歴からいって新社会党とヘゲモニー争いをしたわけでもないだろう
共産党の行動の動機が共産党には本当に無い。
これはいったいどういう事か。
公安のスパイとお見うけする貴殿ならご存知か?

3候補のマニフェストをインターネットで比較して見ました。
こくたさんのいう「市民要求の根本=開発優先型の市政の転換」と言うスタンスが松田さんのマニフェストがいちばんのような感じがします。

Looper さんへ
>松田氏のマニフェストは、まるで、再生が作り上げた13次案のパクリのような内容でした

「再生フォーラム?」が作り上げたものに近い提案をしているのになぜいけないのでしょうか?

>市長として一番大事な、市民の声を聞き、それに従うという視点は、松田氏のマニフェストには欠けていて、常設の住民投票制度や、情報公開制度へ言及はありませんでした

松田さんのマニフェストには「情報公開を積極的におこなうとともに、住民投票条例をつくり、市政にかかわる重要な事業などは、住民投票を実施し、市民の声をよく聞き、市政にいかします。」としっかり書いていますが・・・

書き込みは、やっぱり節度ある態度が必要でデマはよくないと思います。

キンピー氏の3つ前のコメントに賛成です。共産党の組織自体に、独自候補を立てるメリットは何もないと思います。

じゃあ何のためか?

樫野氏が「空港利活用」などの政策である以上は、これまでの市民共同の原点である空港問題すら一致していないのではないでしょうか。

そうなると、樫野氏で一本化してしまったら、これまでの市民共同でつくられてきた空港ストップなどの政策は誰が掲げるのでしょうか。

市民の選択肢をなくさせない。そこに大義があると思います。

松田氏の立候補を批判される方は、勝つことだけを大義と思っていませんか。「選挙そのもの」は二の次にして。それは有権者の投票行動を軽く見ていることではないかと思います。

【樫野氏が勝てば前進なんだ。そのためには組織票の足し算をするんだ。選挙に行かない人は計算の外だ・・・】ってことでしょう。

共産党は民主党政権を前進と評価し、総選挙のときに選挙後の鳩山首班指名の可能性まで示しましたが、票の足し算の論理で小選挙区に立てないということはしませんでした。出られる力のある選挙区は出るという立場でした。付け加えておきます。

また、「再生フォーラムに候補者決定をまかせておきながら」という意見がありますが、共産党が首長選挙の推薦・支持の態度を決めるときに、他の団体に一任するなんてことは考えにくいと思うのですが。

誰を連れてこようが支持します、なんてことは共産党(ていうか政党)としてはありえないと思います。「候補者さがしをまかせた」とかならわかるのですが。(その場合、さがして連れてきた候補者が違った政策なら、推せないというのは当然でしょう。)

私は空港の市民投票運動にも参加しました。神戸には多少思い入れがあるのでコメントいたしました。

キンピー氏の3つ前のコメントに賛成です。共産党の組織自体に、独自候補を立てるメリットは何もないと思います。

じゃあ何のためか?

樫野氏が「空港利活用」などの政策である以上は、これまでの市民共同の原点である空港問題すら一致していないのではないでしょうか。

そうなると、樫野氏で一本化してしまったら、これまでの市民共同でつくられてきた空港ストップなどの政策は誰が掲げるのでしょうか。

市民の選択肢をなくさせない。そこに大義があると思います。

松田氏の立候補を批判される方は、勝つことだけを大義と思っていませんか。「選挙そのもの」は二の次にして。それは有権者の投票行動を軽く見ていることではないかと思います。

【樫野氏が勝てば前進なんだ。そのためには組織票の足し算をするんだ。選挙に行かない人は計算の外だ・・・】ってことでしょう。

共産党は民主党政権を前進と評価し、総選挙のときに選挙後の鳩山首班指名の可能性まで示しましたが、票の足し算の論理で小選挙区に立てないということはしませんでした。出られる力のある選挙区は出るという立場でした。付け加えておきます。

また、「再生フォーラムに候補者決定をまかせておきながら」という意見がありますが、共産党が首長選挙の推薦・支持の態度を決めるときに、他の団体に一任するなんてことは考えにくいと思うのですが。

誰を連れてこようが支持します、なんてことは共産党(ていうか政党)としてはありえないと思います。「候補者さがしをまかせた」とかならわかるのですが。(その場合、さがして連れてきた候補者が違った政策なら、推せないというのは当然でしょう。)

私は空港の市民投票運動にも参加しました。神戸には多少思い入れがあるのでコメントいたしました。

キンピー殿

>>共産党の行動の動機が共産党には本当に無い。
>>これはいったいどういう事か。

上のほうでPっていう人が書いてます。
具体的なことはわかりませんが、私も現状の地位の保全
ではないかと思っています。
他の合理的な説明は思いつきません。

おっぱー殿 ほか

選択肢を残すことが大儀だとおっしゃいますが、大変な詭弁かとおもいます。
実現可能性のないものを選択肢とよんでいいものでしょうか?
松田氏にたとえ50%でも当選の確立があったというのでしょうか?

まったく議論のための議論に陥っており、市民の利益という視点が欠落している
というほかありません。
現実的な可能性のなかで、最も市民の利益に寄与する(或いはましな)選択肢
はどれか。それだけのことではないのですか?

組織間のやりとりの経緯など、市民にとっては
「知ったこっちゃない!」
と言いたい。

おっはーくん
官僚の受け答えとしては○
共産主義者の答えとしては×

TAMO2氏のコメントの後で君のコメントを読むと恥の上塗りでしかない。

> 「再生フォーラム?」が作り上げたものに近い提案をしているのになぜいけないのでしょうか?

何を言われているのかが全く分かっていらっしゃらない。
近い提案しているのなら、なぜ一緒に戦えないのですか?なぜ、共闘できないのですか?という事ですよ。
少なくとも、共闘の可能性を探りましょうという話し合いの提案を「話し合いの余地は無い(岡委員長)」と、門前払いする必要がどうしてあるのです?
選挙中の共産党の報道に対する再生からの質問状も、兵庫県委員会は受け取り拒否しました。そっちに理があるなら、受け取って堂々と反論すればよい。どうしてそれができない?

>松田さんのマニフェストには「情報公開を積極的におこなうとともに、住民投票条例をつくり、市政にかかわる重要な事業などは、住民投票を実施し、市民の声をよく聞き、市政にいかします。」としっかり書いていますが・・・

これは失礼しました。見逃していたようですね。
それならなおさら、同じ目標なのですから、なぜ一緒に戦えなかったのか?なぜ、主敵であるかのごとく攻撃ばかりして、現職の当選を助けたのか?
の理由がますます見えませんね。

で、先に示した樫野の3つのチェンジ、これに一致できないのですか?もしできるのなら、少なくとも対立候補を控えるぐらいの選択肢がなぜとれなかったのか?の正当な理由はどなたからも全く示されませんね。

> 樫野氏が「空港利活用」などの政策である以上は、

これを捉えて、共産党は「樫野は開発優先だ」とレッテルを貼った。

しかし、樫野の政策は、「出来てしまったものは市民の利益になるように利活用、新たなハコモノは本当に必要なのかを厳しく精査する」です。
だから、中央市民病院の移転問題でも、はっきりと「一旦中止して、情報公開して市民に一番利益になる方法を考える」という至極まっとうなもので、この件での立場は共産党とも全く同じ。

で、出来てしまったものを市民本位で利活用をめざすことは、「ハコモノ主義」ですか?この共産党のレッテルは正しいですか?この間の、共産党からの樫野批判はこうした捻じ曲げばかりでした。

神戸空港問題では、松田氏は「廃止」と公約したが、神戸市民には「廃止すべし」などというコンセンサスは実は全く無い。出来ることには多数が反対したが、出来てしまったものをどうすべきか?では意見が分かれている。というより、情報が不足していて判断できない。

だから、樫野氏の方針(再生の会議での質問に対する回答)は、出来てしまったハコモノは市民の利益になるよう利活用を目指すのが原則だが、情報公開を徹底して、廃止しかないという方向が出てくればそうなることもありうる。しかし、廃止にお金がいくら掛かるのかという事もあるので、総合的に一番市民の利益になる方法を選びたい。
というものです。

要は、「情報公開して市民の一番利益になる方法を選ぶ」
という事。

これは、表現方法は違っても、実は「ストップ神戸空港の会」や共産党が、具体的に議会に求めている方策とほとんど同じなのです。

で、なぜ対立候補を出して、現職当選を助ける必要があったのでしょうね?

> そもそも参政権は自由でしょう。「共産党は降りろ」みたいな主張をする人はどういう神経の持ち主なんでしょうかね。基本的人権を否定する全体主義者の類としか思えない、そんな人が「市民本位」だの「大儀」だの言っても説得力は皆無です。

何にも分かってませんね。
仲間である再生からの誠意ある「なんとか共闘しましょう」という呼びかけを拒否し、なおかつ対立候補を立て、なおかつ仲間の推す候補ばかりを誹謗中傷し、結局現職当選を一番助け、市民の願う市政転換を阻む理由はなに?共産党はそんなんでいいの?それが市民の願いに答える大儀だったの?

と問われているのです。

>樫野さんも矢田さんも「空港活性化、敬老パス負担増、職員大幅削減など同じ立場」ということにしてしまっています。
>これは候補者選定の経過や神戸市政の課題を置き去りにした、単独立候補を合理化する理屈で事実からかけ離れています。

その通りで、これらはいずれも事実からかけ離れています。おまけに、矢田氏と根本的に異なり、共産も一致できる「中央市民病院移転問題」などの多数の政策は意図的に無視するのです。

神戸空港問題の歪曲は既に述べましたが、

敬老パス問題も、「低額」とはいくらぐらいか?と記者に問われて、800円くらいかな~と適当に答えてしまったことを捉えて、1回50円の現状より高くなると盛んに宣伝していますが、地下鉄を考慮にわざと入れずに比較するなど、欺瞞に溢れています。

しかも、樫野のマニフェストには以下のように書かれています。
#無料または低額で乗り放題の敬老パスを復活させ、「自由に移動と交流ができる街」を目指します。 ★2010年度中に低額乗り放題パスの実現→2011年度中に無料化の検討

当然今より低い負担で乗れる事は前提であり、無料化復活も視野に入っています。橋下知事の支援を得られなかったのも、こうした政策がばらまきだと批判されたからです。本当に市民負担増になるなら、どうして「ばらまき」と批判されるのでしょう?

こんな歪曲、捏造を重ね、樫野氏を無理やり矢田氏と同じだとレッテルを貼り、独自候補の正当化を示そうと躍起になっていましたね。そこには、矢田市政ストップの大儀の欠片もなく、自らの保身の為だけの行為であるとしか見えませんでしたね。