最も大事な原則は、「どうすればいのちや家を守る事ができるのか」「住人の理解と納得が重要」 京都の由良川問題を追及

2017年10月4日

由良川この10年の間に、台風によって二度も氾濫が起こった京都の由良川。地元のみなさんが「輪中堤、嵩上げなど住民の声と実情にあった計画にしてほしい」 「家屋だけでなく、作業場、地域の公共施設も嵩上げの対象にしてほしい」という切実な願いを受け、国土交通委員会で由良川の改修問題を質問。由良川改修整備計画の実行に人手不足、工事業者の確保の遅れがあったのではとただしました。

 


 

 

●2014年5月25日 「由良川改修」問題で住民のみなさんとの懇談会

この10年間に台風によって二度も氾濫が起こった由良川の改修問題で宮津市由良港公民館で、懇談会を開催しました。 ”暴れ川”と言われる由良川は、氾濫、浸水被害が繰り返されています。

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●2014年5月30日 国交委にて「京都由良川改修工事問題」で自地元の要求を踏まえ質問

国土交通委員会が開催され、こくた恵二は京都府北部の由良川の改修問題を質問しました。 この9年間に台風による二度の水害に遭っています。由良川改修整備計画の実行に人手不足、工事業者の確保の遅れがあったのではとただしました。

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こくた恵二は、倉林明子参議院議員、都府会議員団、福知山市、舞鶴市、宮津市の日本共産党議員団との連名で、国土交通省福知山河川国道事務所に「台風8号をはじめ、大雨に対する緊急対策」を申し入れました。

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●2014年8月17日 近畿・東海・北陸豪雨 浸水 すぐ腰まで 住民「国に何度も要請」 京都 穀田・倉林議員が福知山に

西・東日本に停滞する前線の影響で、17日は近畿と東海、北陸を中心に大雨となりました。京都府福知山市や岐阜県高山市、石川県羽咋市では記録的な雨量となりました。この雨で各地で土砂崩れや河川が氾濫、死傷者が出るなど大きな被害が出ました。

「しんぶん赤旗」記事はこちら

 


 

●ダム、河川事業

脱「ダム依存」=「ダムに頼らない治水」の立場で、すべての事業中ダムを見直します。

近年、雨の降り方が局地化・集中化・激甚化しています。国土交通省も「新たなステージに対応した防災・減災のあり方」の検討を始めました。これは、ダムに貯水して洪水調整するダム頼みの治水対策のあり方を根本的に見直すべきことを示唆しています。水害・洪水対策は、河川堤防や河道を修繕・改修するなど流域全体で対策を講じる流域治水こそ重視すべきです。

治水対策としてのダムの有効性そのものを再検証し、ダムに頼らない流域全体での治水対策に改めます。

また、既設のダムは、建設から50年以上経過したダムも多く、機能低下や老朽化がすすんでいます。ダムに土砂がたまる堆砂によって、ダムの貯水機能の低下や洪水時にダム上流が浸水するなど既設ダムによる被害が発生しています。ダム堆砂の浚渫など必要な対策をとるとともに、既設ダムの撤去を含めた検証を実施します。

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