「ぽち袋展」、「表装展」を鑑賞
2016年09月6日
「ふろしき研究会」が企画した「ぽち袋こころ展」を「アートステージ567」にて鑑賞してきました。
手のひら程度の小さな袋、大人同士のやりとりに使われることが多かったとの説明でした。木版刷りのぽち袋で、千葉県在住の木綿古布収集家の豊田満夫さんのコレクションです。
紹介のチラシには「ほんま、日本っておもしろいなぁ。ちっぽけな袋にようけようけ心が詰まってるんや。昔の職人さん、意気やな」と記されています。
祝儀袋、滑稽洒脱な袋、歌舞伎役者のブロマイド、祇園舞妓、名所なと驚くばかりでした。このようなぽち袋でのやりとりは、粋ななぁ、楽しいだろうなと思いました。
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京都府立文化芸術会館で開催の京都表装協会青年部主催、第47回「装研会」を鑑賞してきました。
表装というと伝統的なイメージを持ちますが、形や部材なども斬新なアイデアがいっぱいでした。
たまたまですが、清水寺貫主を長くつとめた、故大西良慶師、96歳の折の色紙の掛け軸を発見しました。思わずパチリ。