26日、定例会見。「憲法踏みにじる次期戦闘機輸出閣議決定」に抗議、撤回を求める!

2024年03月27日

26日、国会内で定例記者会見を行い、記者団からの質問に答えました。

(問)政府が今日、次期戦闘機の第3国輸出を可能にする閣議決定しました。共産党としての見解は?
私は、日本の憲法に基づく平和国家のあり方を大きく大転換する非常に危険な道であり、閣議決定に抗議し、撤回を求めたいと。
歴史的に見ると、1976年の三木政権が表明した武器輸出三原則は、武器を輸出しないという考え方で、「国際紛争助長しない」という理念に基づいてつくられた。
続いて、1981年に衆参の両院で、同三原則の厳格な声明を求める決議を全会一致で採択したのです。
これ踏みにじるものだと述べました。(閣議決定は)自公両党で密室で決定されたことが最大の特徴で、国会を無視した暴挙です。
まさに歯止めのない「戦争する国づくり」への大きな一歩として平和国家の理念をと憲法を踏みにじるもので断じて許せないことだと思います。