15日外務委、「オスプレイ飛行再開」安全確認ナシを厳しく批判。「飛行を中止し、日本から撤去」を要求!

2024年03月16日

15日の衆院外務委員会で、在日米軍がオスプレイの飛行再開を強行し、日本政府が容認した問題で、厳しく追及・抗議し、日本から撤去せよと質問しました。

 

私は、昨年11月の鹿児島県屋久島沖での墜落事故を受け(2023年12月6日外務委員会で追及)停止していた米軍オスプレイの飛行再開を「政府として安全だと確認した根拠は何か」と迫りました。

 

 

上川陽子外務大臣は、「防衛省は事故原因や安全対策の詳細な説明を米軍側から受けたことを、事務方から報告を聞いた」と答弁。

 

 

しかし、その内容を一切明らかにしていません。上川外相は「オスプレイの運用者でもある防衛省の専門性と技術性を評価して政府全体として判断した」と無責任な答弁をしました。

 

 

私は、日本国民の安全にかかわる重要な問題だ。「具体的事実を述べなければ、国民の安全がどう担保されるのか検証できない」と批判しました。
その上で、防衛省が発表で、「墜落原因としている『特定部品の不具合』とは何なのか、なぜその部品の交換を行わないのか」と答弁を求めました。

 

 

上川外相は、「米軍の事故分析・安全対策は合理的で安全に運用を再開できる」などと言うではありませんか。

 

 

事故報告の内容も確かめずに、よくそんな答弁ができるなと、怒りに燃えました。

 

 

私は、最後に「米メディアの複数が、同機のギアボックスの不具合を事故原因だと報じ、オスプレイの開発に携わったレックス・リボロ氏は『ギアボックスの不具合が事故原因なら、これまで起きたことのない深刻な問題だ』と指摘している」と述べ、飛行再開に断固抗議する、飛行を直ちに中止し、日本から撤去するよう求めました。