6日・外務委質疑。オスプレイ墜落事故問題追及。事故原因が究明されるまで全オスプレイの飛行停止せよ!

2023年12月9日

6日の衆院外務委員会、お知らせしたように、鹿児島県・屋久島沖の米空軍CV22オスプレイの墜落事故の問題を追及。

 

 

私は、今回のようなエンジンから出火し墜落した事故が「実戦配備開始の2007年以降1件も起きていない」ことを防衛省に認めさせた上で、今回の事故が、オスプレイ特有のクラッチに起こる不具合とは別の原因・エンジン欠陥の可能性を指摘。「事故原因が究明されるまで例外なく全てのオスプレイは飛行を停止すべきだ」と求めました。

 

 

追及のもう一点は、「政府はなぜ『飛行停止』を要請しなかったのか」を質しました。

 

 

上川陽子外相は事故発生後の先月30日にエマニュエル米駐日大使と面会した際、オスプレイの飛行について、「捜索救助活動を除き、飛行に係る安全が確認されてから飛行するよう求めた」と述べるだけでした。

 

 

私は、「『飛行停止』を明確に要請しなかったために事故後も米海兵隊・海軍のオスプレイMV22、CV22は通常運用を続けている」と指摘しました。

さらに「捜索救助活動」の名目で奄美空港に複数のオスプレイが飛来しており、そのうち1機で不具合が生じた可能性に言及。
住民からは「欠陥機の救助に、欠陥機があたるなど常識では考えられない」「日本はばかにされている」と憤りの声が上がっていることを挙げ、「全くその通りだ」と強調しました。

 

 

「構造上欠陥が残されているオスプレイの飛行を容認している政府の責任は極めて重大だ」と述べ、全撤去を求めました。