久しぶりに正月3日の「あぶり餅をいただく会」@今宮神社。

2024年01月4日

3日、コロナ禍もあって開催を見合わせてきた北区生活と健康を守る会や民医連のみなさんらとの「あぶり餅をいただく会」が開催され井坂博文衆院京都1区予定候補、浜田良之京都府会議員とともに参加、一言ご挨拶しました。

 

 

写真下は、「親戚が金沢におり、能登半島地震災害は人ごとではない」などと挨拶する浜田府会議員。

 

 

あぶり餅の歴史はたいへん古く、初代一文字和輔が、香隆寺の名物だったおかちん(勝餅)を今宮神社の神殿に奉納したのが始まりといいます。
今宮神社門前の「一和」さんの創業は平安時代(天保2年/1000年)、「かざりや」さんは江戸時代の寛永14年(1637年)と日本でも最古の和菓子屋さんとして知られています。「かざりや」さんでいただいたあぶり餅

 

 

一条天皇の時代に悪疫が流行した際に天皇が紫野の疫神を再興され疫病が退散したということから、あぶり餅は厄除けの菓子として京都の庶民に長く愛されるようになりました。こちらは「一和」さんのあぶり餅

 

 

あぶり餅は、一口大の餅にきな粉をまぶして竹串に刺し店頭で焼かれ、焼き色がついたら、ほんのり甘い白味噌のタレがつけられます。
一文字屋和輔では、あぶり餅を作るのは店の女性の仕事だとされているそうです。

 

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あぶり餅の会の前に、今年も「西陣の守り神」とも言われる今宮神社に詣でました。

 

 

こちらは、今宮神社の境内にある「奇跡の石」です。
石を触った手で、身体の悪いところを触ると病状が軽くなると言い伝えられています。