「みちのく いとしい 仏たち」展//西本願寺「本願寺献菊展」。

2023年11月8日

報告です。5日、京都市下京区の龍谷ミュージアムで開催中の「みちのく いとしい 仏たち」展(19日まで)と、堀川通を挟んだ向かい側の西本願寺で開催中の「第70回本願寺献菊展」(23日まで)に足を運びました。いずれもまだ間に合います。

 

 

 

 

東北各県の仏様は残念ながら「撮影不可」でした。龍谷ミュージアムのホームページを拝見すると全容がわかります。チラシを紹介しておきました。

まず、これだけの仏様がよくぞ集めることが出来たなが率直な感想です。それだけ各地には存在していることなのでしょうね。一見の価値が十分にあります。

この仏様は、いろんな形と顔で、人間臭いのが特徴です。ユニークでユーモラスで、シンプルで、何かしら温かみあると思いました。

撮影可能だった中国・新疆ウイグル自治区のトルファン郊外にある「ベゼクリク石窟寺院」の壁画、龍谷大学の研究所が1年以上かけて修元したもの(ごく一部です)を撮影しました。とても壮大な壁画でした。

 

 

ベゼクリクとは、ウイグル語で「絵のあるところ」という意味です。かつて寺院内部は華麗な壁画で飾られていたとのこと。20世紀初頭にベゼクリクを調査した各国調査団の報告では、寺院は荒れはて、すでに破壊が進行していたそうです。

こちらは、壁画に込められた「誓願(=本願)図」の説明書きです。

 

 

 

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お向かいの西本願寺では、秋らしく菊の展示が。

 

 

こちらの菊の盆栽は、どれも見事なものでした。