細田衆院議長の「辞任会見」について記者会見//『動画』も視聴ください。

2023年10月15日

報告です。13日、国会内で、細田博之衆院議長の辞任会見について見解を求められ、記者会見を行いました。

 

私は、「国民が説明を求めている統一協会との関係やセクハラ問題について、細田博之議長がまともに答えなかった。何のための会見か。まったく事実を隠蔽している」と厳しく批判しました。

 

 

細田氏が統一協会との関係について「パーティーに呼ばれただけ」とか「何も知らない」と述べましたが、そんなことはあり得ない。安倍晋三元総理は、統一協会と最も親しく、細田氏は安倍氏から引き継ぎ、自民党の最大派閥・清和会の会長として選挙を仕切って、差配してきたではないか。細田氏は、伊達忠一前参院議長の話も知らないと言うが、統一協会による選挙応援が全国で取り組まれたことは周知の事実だ。それについても事実を隠蔽している」と強調しました。

 

 

細田氏が政府による統一協会の解散命令請求の決定について「分からない」と答えたが、冗談ではない、政府は統一協会の一連の行為について、悪質性、組織性、継続性があると認めたと指摘。「統一協会の悪質な行為が国民に大きな被害を及ぼした問題について、『分からない』というのは、責任逃れも甚だしい。言語道断だ」と厳しく批判しました。

最後に、「細田氏は、国会の議運委員会に出席し、堂々と発言し、質問に答えてもらうことが必要だ」と述べました。

 

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会見について、朝日新聞デジタルは、次のように報じました。
穀田恵二国対委員長は、「何の説明にもなっておらず、怒りを覚える。国会で堂々と発言し、質疑に応じてもらうことが必要」と語った。
共産党・穀田恵二国対委員長(発言録)
(細田博之衆院議長が記者会見で、旧統一教会への解散命令請求について「よくわからない」と答えたことについて)多くの国民に被害を及ぼした問題について「わかりません」と答えるのは議長として失格と言わざるを得ない。国会で堂々と発言し、質疑に応じてもらうことが必要だ。解散命令請求が出された直後に(旧統一教会についての)質問を受けていながら、こういった態度に終始するのは言語道断と言わなければならない。
国民や国会は旧統一教会との関係やセクハラの問題について説明を求めている。(細田氏の説明は)何の説明にもなっておらず、怒りを覚える。(記者会見で)

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