「NHK日曜討論」に出演。臨時国会を直ちに開け。「経団連は、法人税率を元に戻すことから逃げるな」と主張。

2023年09月26日

報告が遅れました。24日、NHK日曜討論に出演し各党の代表と討論しました。

 

 

主なテーマは、●岸田改造内閣の発足について、▼岸田改造内閣の評価は。
●経済対策など重要政策課題について、▼物価高・賃上げ・・・必要な経済対策は、規模は。▼防衛費・少子化対策 財源をどう考える。
●臨時国会にどう臨むか。▼臨時国会の争点は。でした。

 

 

内閣改造については、(閣僚を)変えていないところと変えたところに問題が見えていると述べ、骨格を変えていないのは、国民の怒りが上がっている、マイナ保険証の強要と保険証の廃止問題の担当河野大臣。フリーランスを始め多くの事業者の増税を企むインボイスの財務大臣。漁業者との約束を踏みにじり汚染水アルプス処理水を海洋放出し原発回帰の経産大臣。
一方新しく大臣にしたのが統一協会の解散命令が俎上に上るとき、統一協会と関係のある盛山氏。閣僚で5人、政調会長、副大臣・政務官26 人。軍拡推進論者の防衛大臣。要するに聞く耳を持たない政権と強調。
その上で、「政治とカネ」の問題で、船出前から疑惑まみれ。直ちに臨時国会を開くべきと(国会を開いたよろしいがな)主張。

物価高や賃上げへの対応が求められる経済対策、少子化対策の強化や軍事費増額に向けた財源などについて。
私は「自民党政治が30年間にわたって、大企業の利益を優先させ続けたことが経済への今日の深刻な打撃になっていることをふまえる必要がある」「日本はG7の中で唯一、賃金が上がらない国になっている」「大企業の内部留保約510兆円から、日本共産党が提案する内部留保課税で10兆円を確保し、中小企業支援を行って、賃上げの土台をつくることが必要」だと述べ「消費税5%減税やインボイス制度中止は当然だ。国民の声に応えるかどうかが、いま政治に問われている」と主張しました。

少子化対策の強化や軍事費増額の問題で、「まず大軍拡自身が問題で反対だ」「このままでは世界第3位の軍事大国になってしまう。『新しい戦前』にしてはならないという国民の声に応えて、私たちは頑張りたい」「復興財源や医療関係のものを軍事費に流用するやり方には問題がある」と述べました。

経団連は「少子化対策」に関連し財源として「消費税増税から逃げるな」など発言しているが、言語道断だ。「法人税を元に戻す増税から逃げるな」と言いたい。

総選挙について問われ、「市民と野党の共闘について、これまでの総選挙で一定の成果を上げたことに確信を持って進めることが大切だ」「今度の選挙は政党の選択の選挙だ。党をつくって101年、ぶれずに、反戦平和を貫いてきた。国民と一緒に、寄り添ってたたかってきました。そして、共闘を進めてきた。そういう党の役割をはっきり訴えながら、選挙をたたかっていきたい」と語りました。