共産党滋賀県委員会事務所の「開所式」に参加し来賓として挨拶しました。

2023年07月16日

15日、党創立101年目の記念日に、日本共産党滋賀県委員会の3月末に竣工した新事務所の「開所式」が開催されました。

石黒良治滋賀委員長は、「この事務所をフルに活用する大きな党へと党員を増やし、強く大きな党をつくって市民と野党の共闘を力強く発展させ、平和を守り、誰もが安心して豊かな暮らしができる新しい政治を実現したい」とあいさつしました(写真下)。

節木三千代県議・党県副委員長が司会を務め、きのせ明子党県常任委員(衆院滋賀一区予定候補)が閉会のあいさつをしました。

 

 

私は来賓として参加して一言、挨拶しました。

まず設計・建設に関わっていただいた京都建築事務所、三陽建設など関係者、近隣の住民のみなさんへの謝意を述べました。そして「私は党創立記念日には毎年朝、綱領を読んで出かけている」と紹介。
「創立101年目の記念の日に、滋賀県委員会の新事務所が開所し、活動の拠点として出発できることを大変嬉しく思う」と述べ、「日本共産党の党史を貫く特質は何か」として3点を強調しました。

第一に,国民の利益と民主主義のために,決してぶれることなくたたかう不屈性を指摘。第2に、「よく共産党は無謬だと批判されるが、全くそんなことはない。日本共産党の特質は,常に自己改革・自己変革することだ」として,「優生保護法改正を巡って、1952年に賛成討論を行った誤りをきちんと認め、間違った対応であったことを党史で明らかにしている」と紹介しました。第3点目に、「綱領で統一戦線で政治を変えることを明記している党であり、一貫して市民と野党の共同を大事にする党」と強調しました。

 

 

さらに、「マスコミなどの共産党へのバッシングが激しいが、100年前には関東大震災の際に、「朝鮮人と『主義者』が暴動を起こしている」と政府・官憲が宣伝し、多くの人々を虐殺、弾圧する事態が起こった。
これを契機に,さらに1928年29年と「3・15」「4・16」と日本共産党弾圧を行い、日本の政治は一気に大政翼賛会化していった。戦争への道か、それとも憲法に基づく平和外交が鋭く問われる中、日本共産党が敢然としてたたかっているからこそのバッシングであり、私たちはいま名誉あるたたかいをたたかっている」と力を込めました。

 

 

最後に、「現在の政治状況は、『政治対決の弁証法』のただ中にあり、市民と野党の共闘が前進したからこそ敵はバッシングを強め,これを日本共産党が押し返して前進に向かう渦中にある。今日の『しんぶん赤旗』に志位委員長の入党の呼びかけが載ったが、新事務所建設が党の新しい前進・発展への契機となるよう、ぜひ滋賀県党の健闘を期待したい」と述べ、挨拶としました。

 

 

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開所式では、石黒県委員長から、京都建築事務所の細見健司社長、三陽建設の藤江慎二常務取締役に感謝状が贈られました。
来賓として嘉田由紀子参院議員、社民党滋賀県連合の小坂淑子さん、市民の会しが、滋賀県労連の代表が祝辞を述べました。