日本共産党「和歌山県大演説会」で訴え。

2023年02月25日

 

報告です。23日、朝から和歌山県入りし、統一地方選挙勝利をめざす「日本共産党大演説会」で訴えました。

演説会場の前に、21日の予算委員会分科会で取り上げた駅トイレとホーム屋根が撤去されたJR和歌山線「田井ノ瀬駅」を視察しました。長いホームですが、屋根もベンチもなく、トイレもありません。

 

 

実は、JRは、私の指した延長にあったホーム間の陸橋まで撤去したとのことで、申し入れの際、秘書の永戸さんが理由を尋ねると「バリアフリーということもあり」との回答。しかし、陸橋撤去後にホームに上る階段を新たに敷設したのですが、こちらはスペースがあるのにスロープではない。「まったく矛盾している」との突っ込みに、JR側は回答できなかったとのこと。バリアフリーなどまったくの口実で、単なるコスト削減でしかないことはがはっきりしました。

 

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演説会が始まる前に、統一地方選挙をたたかう皆さんと写真撮影

こちらは、紀美野町(きみのちょう)会議員選挙に挑戦するお二人

 

 

こちらは、和歌山県会議員選挙に挑戦する松坂みち子予定候補と担当地域の和歌山市会議員予定候補の皆さん

 

 

こちらは、おくむらのり子県会議員・予定候補と担当地域の和歌山市会議員予定候補の皆さん

 

 

会場屋上から和歌山城をバックに撮りました。

 

 

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演説会では、私は、冒頭「いま訴えた9人の予定候補者の話をお聞きになって、本当に多彩な候補者がそろっているなと感じられたかと思いますが、私からは一点。日本共産党の和歌山県、市・町議員団は、住民と共同し、カジノ誘致を断念に追い込み、環境破壊のメガソーラー建設も中止に追い込んだ。国策として進められた計画を止めた。力を合わせれば、政治を変えられるということを実証した議員団」と紹介しました。

 

 

その上で、「オール与党の県政」の特徴として、経済の落ち込みを指摘。「一世帯当たりの年間収入が1999年の35位から2019年は40位に、消費支出も36位から46位に落ち込み、農林水産県なのに県内食糧自給率は27%、学校給食の地場産物使用割合は28%で44位」と告発。
「当初評価されたコロナ対策の和歌山方式は、第7波で、入院が必要な患者も入院できない事態が続出。にもかかわらず、政府の地域医療構想に沿ってこれまでに病床を1,000床以上削減し、さらに2,000床以上も減らそうとしている」と批判しました。

 

 

これとは対照的に、「県民の願い実現へ奮闘し、住民運動を背景に成果をあげる県会議員団」。として、「劇的な変化を作り出した松阪みち子(今回の県議予定候補)知事候補」と紹介。「高校卒業までの医療費ゼロ、学校給食費の負担ゼロ、子どもの国民健康保険の均等割りゼロの『3つのゼロ』を掲げて奮闘する中、岸本知事も『小中学校の給食費や医療費の無料化について全県下で取り組みを進める』と公約し、先頃の共産党県議団との懇談でも『4年間のうちに何とかできないかと思っている』と述べた。この実現は日本共産党の躍進にかかっている」と力を込めました。

さらに、「国・地方議員団の連携した取り組み」として、JR和歌山線のトイレとホーム屋根撤去問題での先日の私の予算委員会分科会での論戦を詳細に報告。「いま大切なことは、直ちに改善を勝ち取ること。市も動かし、まちづくり提案と連動させるなど知恵を出し、交渉・質問をビラで返し、引き続き運動と世論の盛り上げて改善を勝ち取ろう」と呼びかけました。

 

 

国政問題では、敵基地攻撃能力保有と大軍拡・大増税をめぐる国会論戦、維新の会の危険性、日本共産党の旗幟鮮明にした論戦、たたかいと世論の変化について報告。

こうした日本共産党の重要な国会論戦について、「大手メディアはまったく沈黙の態度をとる一方、日本共産党へバッシングとして松竹問題を最大限利用している」と、その異常性を告発しました。

 

 

最後に、「党を強く大きくして選挙を闘おう。党勢拡大なくして選挙勝利なし」と、「しんぶん赤旗」拡大と入党を呼びかけ、演説を結びました。

 

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演説会終了後は、おくむらのり子県会議員のYouTube用のビデオ収録に応えました。さあどんな出来ですやら?