大津日吉・唐崎日本共産党後援会「政治に春を呼ぶつどい」で訴え

2023年02月7日

 

報告です。5日、滋賀県大津市の日本共産党日吉中学校区と唐崎学区後援会の統一地方選挙勝利をめざす「政治に春を呼ぶつどい」が開催されました。

駆けつけて、ふしきみちよ滋賀県会議員、たてみち秀彦大津市会議員といっしょに訴えました。日吉中学校区後援会の今村浩会長があいさつしました。

写真下は、左から、ふしき県会議員、私、たてみち大津市会議員。

 

 

私は、まず「今回の統一地方選挙は、オール与党に支えられた滋賀県・大津市政にノーの審判を下す選挙であると同時に、平和と暮らし、憲法を破壊する岸田自公政権に厳しい審判を下す選挙だ」と強調。滋賀県政・大津市政の評価と党議員の値打ちについて訴えました。

 

 

滋賀県政について。私は「財政力指数ランキングでは、滋賀県は全国17位で、中より上の位置にあるが、福祉や教育の指数は全国最低レベル」と指摘し、「人口当たりの一般病院数は3.5施設で46位(全国平均は5.7施設)、教育費も全日制の生徒一人当たりの高等学校教育費が47位、生徒一人当たりの特別支援学校教育費47位。65歳以上10万人あたりの老人ホーム数は、41.3ヵ所で47位と最下位だ」と紹介しました。

そのうえで、「かつて『大津モデル』とまで称賛された福祉がなぜこんなに後退するのか」として、端的に「税金の使い方が間違っているから」と強調。
三日月県政が「大型建設事業を優先する政治にかじを切り、凍結されていた大戸川ダム計画を推進へと方向転換、547億円以上もの巨費を国民スポーツ大会の施設建設に費やし、高等専門学校に101億円もかける一方、来年度から4年間で生活保護、私学助成、保育などの予算を41億円も削減する福祉サービスリストラを強行しようとしている」と厳しく批判しました。

また、大津市・佐藤市政についても、「公共施設の管理に指定管理者制度を導入し、これまで市民とともに市がつくってきた障がい者のタクシー・ガソリン補助やはり・きゅう・マッサージ施術費助成など大津市独自施策を削減、廃止し、不安定な非正規職員が市全体の45%を超えている」と指摘しました。

 

 

さらに、「こうした県政、市政のなかで日本共産党議員団がかけがえのない役割を果たしている」と指摘。「それは悪政の防波堤となるだけでなく、住民の声を議会に届け、実現のために全力で奮闘している姿に見て取れる」として、県議会における質問回数の第1位から4位までが日本共産党議員であること、たてみち市会議員が地域住民の願いを実現するうえで抜群の役割を果たしていることを紹介しました。

ふしきさんの演説のイントネーションや、たてみち議員の「立て板に水」のような流暢流な語り口などにもふれ、「なくてはならないこの議席、何としても勝たせていただきたい」と訴えました。これには会場も大いに沸きました。

 

 

演説の後半部分は、国政問題について。私は「日本共産党と『しんぶん赤旗』がなかりせば、今の日本は真っ暗闇だ」と強調。
「敵基地攻撃能力」の保有と大軍拡、マスメディア報道のひどさ、維新の会の役割、保守政治家を含めた平和を守ろうとする奥深い変化と国民世論の変化、賃上げなど経済対策について詳細に語り、「戦争の道か、憲法に基づく平和の道か、歴史的岐路の選挙。平和の党の大攻勢。日本共産党の躍進を」と力を込めました。

 

 

また、「党を強く大きくして選挙をたたかおう。党勢拡大なくして選挙勝利なし」と訴え、『貧乏物語』を書いた経済学者で京大教授の河上肇氏が、「たどりつき ふりかえみれば 山川を こえてはこえて きつるものかな」と日本共産党に入党した喜びを語ったことを紹介し、「あなたも同じ喜びを味わってください」と強調。
「今日は、予想を大きく超えて100人ほどが集まっているようですが、大津湖西地区委員会の3月末までの目標は、党員拡大60人、日刊紙100、日曜版で200人を拡大しようというものです。お集りのみなさんのご協力があればやり遂げられる。党を大きくして、選挙戦に勝ちましょう」と訴えを締めくくりました。

 

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訴える、ふしきみちよ県会議員

 

 

訴える、たてみち秀彦市会議員