「水俣病不知火患者会」代表からの要請を受け懇談

2022年12月17日

 

報告です。15日、水俣病不知火患者会の方が議員会館に。要請書を受け取り懇談。

ノーモア・ミナマタ被害者・弁護団全国連絡会議(ノーモア・ミナマタ全国連と略)代表委員で水俣病不知火患者会会長の岩崎明男さん、同患者会ノーモア・ミナマタ第二次国賠訴訟原告団副団長の尾田利生さんがお見えになりました。

 

 

13日に、ノーモア・ミナマタ全国連は、すべての水俣病被害者の早期救済を求め、日本共産党の山下芳生(党副委員長)、仁比そうへいの両参院議員、田村貴昭衆院議員が懇談しました。ノーモア・ミナマタ全国連は、13日から3日間にわたって全党に要請行動を行いました。

 

 

頂いた要請書では、「水俣病の公式確認から66年たった今も、多くの被害者が取り残され、補償を求め4地裁でたたかっています。『ノーモア・ミナマタ第2次国賠訴訟』の原告は1700人以上。裁判の長期化によりすでに200人を超す原告らが亡くなっています」と訴えています。

 

 

岩崎さんと尾田さんは、「21日には大阪地裁で結審を迎え、2023年の6月ごろに判決が言い渡され、熊本、新潟、東京と続きます」と語り、「地域住民健康調査の実施や早期解決に向けたテーブルを設けるよう国に働き掛けること、国会内に検討会を設置すること」を要請と熱を込めて訴えました。