京都の冬の風物詩・千本釈迦堂の厄除けの「大根炊き」//【動画紹介】「12月の京都見てある記」 千本釈迦堂

2022年12月9日

 

京都の冬の風物詩、千本釈迦堂の「大根炊き」
秘書の永戸さんが行って写真を送ってきてくれましたので紹介します。

 

 

この「厄除け・魔除けの大根炊き供養」は、12月8日、 お釈迦様が修行中に悪魔の誘惑に負けず、夜明け前にさとりを開いたことあやかって毎年、京都市上京区上七軒の「千本釈迦堂」で執り行われます。
味付けして煮込んだ大根が油揚げとともに大釜で炊かれ、お椀には大きめの大根3切れ。けっこうおなか一杯になる分量で、寒さ厳しい時は体がホカホカします(既報のように、大根炊きは12月7・8日に行われます)。

 

 

ちょうど8日は、太平洋戦争開戦の日。
千本釈迦堂門前では、新婦人のみなさんが「赤紙」を配って、「憲法9条守れ」「子どもらを戦場に送るな」と宣伝行動を行っていたそうです。寒い中、お疲れさまでした。

 

 

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吉田源一さんの【動画紹介】です。
「12月の京都見てある記」 ③ 千本釈迦堂・大根焚き(12月7日)

吉田さんのコメント。「お釈迦さまが悟りを開いた日を記念して法要を行った際、大根の切り口に梵字を書いて諸病退散を祈願したことに始まる。法要後に梵字を書いた大根を加持祈祷し、輪切りにしてお揚げとともに焚き込んだものが振舞われました。『釈迦堂さんの手作り市』も賑やかでした。」