与野党国対委員長会談。新法相の所信・質疑合意。4党は、岸田総理の謝罪と質疑を要求。

2022年11月15日

 

14日、国会内で与野党国対委員長会談を行い、死刑をめぐる発言で葉梨康弘前法務大臣の更迭されたことを受けて、今週中に衆院法務委員会で斎藤健・新法務大臣の所信表明と質疑を行うことを合意しました。その後の日程は、今後協議していくことになりました。

 

 

会談で、日本共産党、立憲民主党、日本維新の会、国民民主党の4党は、葉梨法相の発言と更迭めぐる与党の対応に抗議し、外遊後の本会議で岸田総理が謝罪し、質疑に応じるよう求めました。
高木毅自民党国対委員長は、「持ち帰りたい」としました。

私は、「葉梨氏の発言は命の尊厳、人権をめぐって法相にあるまじき発言、また『法務省はお金に縁がない』とした発言は、政治資金に関して政治姿勢が問われる重大発言。ところが与党から、国会運営携わる立場から経過報告や謝罪もない」と指摘しました。

自民党の高木氏は、「命にかかわる問題で許されない。政治資金めぐる発言も信じられない発言で、指摘はその通りだ」と謝罪しました。

 

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これに先立って、共産党、立憲、維新の会、国民民主党4党の国対委員長会談が開かれ、葉梨法相更迭を受けて、対応を協議しました。
更迭問題で与党側から何の説明もない不誠実な対応について抗議し、岸田総理が外遊帰国後、本会議で謝罪し質疑に応じるよう求めていくことを確認しました。