北野天満宮の「瑞饋(ずいき)祭」。瑞饋みこしの準備作業を激励

2022年09月19日

 

北野天満宮の「瑞饋祭」(ずいきまつり)は、数ある京都の秋祭りの先陣を切って10月1日から5日間にわたって行われます。

今年も、その瑞饋祭りの神輿(みこし)づくりが始まったっとお聞きし、17日夜、地元のさこ祐仁京都府会議員、くらた共子京都市会議員と作業現場に激励に伺いました。

 

 

瑞饋祭は、室町時代から続くお祭りで、ずいき(里芋の茎の部分)で屋根を葺き、花や赤茄子などで飾り付けた神輿を作ります。菅原道真公が大宰府で彫られた木像を随行のものが持ち帰っておまつりし、秋の収穫時に野菜や穀物をお供えして感謝を捧げたことが始まりと伝わります。

この準備作業は大変なもので、今年はまだ作業が始まったばかり、これからが準備の本番というところでした。

 

 

私も、稲穂を30本ずつより分ける作業を少しだけ手伝いましたが、途中で話をすると数が分からなくなり、また最初から。根気がいる作業、本当にご苦労様です。

 

 

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瑞饋祭りの概要をお知らせします。
10月1日にの9時から「出御祭」が行われ、13時からは「神幸祭」で北野天満宮から西ノ京の御旅所まで行列が出発。
16時からは御旅所で「着御祭・八乙女舞奉納」。
2日は10時から御旅所で「献茶祭」。
3日は15時から御旅所で「甲御供養奉饌」。
4日の10時から御旅所で「出御祭」が行われ、12時半に神輿が出発し、13時に北野天満宮までの行列「還幸祭」が行われ、17時からは北野天満宮で「着御祭」。
5日の15時半からは北野天満宮で「后宴祭・八乙女舞奉納」が行われる予定です。