京都・島根県人会主催「仁和寺園遊会」に参加。(仁和寺の紹介もアリ)

2022年06月1日

 

私の連れ合いは、山陰地方、島根県平田市(現在は出雲市)出身。京都の島根県人会に加入しています。

島根県人会は、隔年で会員の親睦・交流のため、園遊会と地元への旅行会を催しています。
5月29日、三年ぶりに開かれた仁和寺の園遊会に、私も会員として参加しました。

 

 

70名ほどのたくさんの参加でしたから、A班、B班と別れて、仁和寺の僧の案内で五重の塔、国宝・金堂、などを拝観・見学しました。

 

 

国宝の金堂(写真上)。金堂の屋根瓦(同下、いずれも仁和寺HPより)

金堂の屋根瓦に、亀がいて、上に人が載っています。これは黄安仙人という仙人。亀は3000~4000年に一度、水面に顔出すといわれ、黄安仙人はその亀を3~4回見たそうで、永遠の象徴とのこと。以上が僧の説明でした。最後に仙人を見て記録した方はどうなるんでしょうねと言うてはりました。一同感心したり笑ったり。

 

 

重文の五重塔(写真下)。

 

 

この日は、年に一度きりの「大般若経転読法会」が執り行われていました。大般若経600巻の経題を読み上げ、経典を一巻ずつ「転読」する。その際の大声の発声は、僧によると二・三日は声が出ないほどになるとのことでした。

 

 

観音堂。あまりに見事な木組みだったので、下から撮りました。

 

 

園庭の左近の桜(写真下)

 

 

右近の橘

 

 

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第13回京都島根県人会園遊会の懇親会であいさつする須山篤志会長。右は来賓の総本山仁和寺執行長・大林實温氏。

 

 

写真下は、会場に飾られた島根県地図。参加者の皆さんは、各々、お国訛りを交え、出身地を指さしていました。横に長い県とあって、方言も違っていますね。松江市と出雲市の間の青色が宍道湖です。

 

 

ーー島根県民の歌(写真下)ーー 「薄紫の山脈(うすむらさきのやまなみ)」の歌詞も飾られていました。
古関裕而氏の作曲ですね。1954年につくられたと、「平和の歌は今ぞ湧く」との当時の平和を願う思いが入っているのですね。

 

 

27日から行われている「仁和寺 青もみじ ライトアップ」も紹介します。

 

 

五重塔。