京都府知事選報告集会、かじかわ憲氏あいさつ//『動画』もご覧ください。

2022年04月12日

 

報告です。11日、京都教育文化センターにて「つなぐ京都2022」の京都府知事選挙結果報告集会が行われました。

 

 

候補者として大奮闘したかじかわ憲氏は、冒頭、「2月10日の出馬表明から2カ月間の超短期決戦でした。勝てなかったということについては本当に悔しく、みなさんに申し訳ない気持ち」とあいさつし、選挙戦を振り返りました。

「相手は、自らの陣営の一切の宣伝を抑えつけたようだ。ひたすら語らず、騒がず、締め付けるという不断の自民党の国会議員が言う薄っぺらい圧勝ではありません。われわれが広げに広げて京都府政の公共の役割についての合意を得て積み上げて得た25万票です。これは何物にも代えがたいスタートラインになると思っています。それこそ私が持っている憲法手帳、その道だと思います。ここからコロナ禍をくぐった新しい社会と共同へ、みなさんと一緒に踏み出したいと思います。この憲法手帳を懐において、その先頭に立って、たたかい続けたいと思います」と決意を述べました。

 

 

石田紀郎共同代表(写真下)は、「選挙は、現職知事が本当の論争を行わず、政策を言わないまま終わった。コロナ対策で陣頭指揮を執ったというだけ。陣頭指揮当然、具体策がない。結局、西脇候補は政策論争逃げまくり。これに対して梶川候補は堂々と論戦を張った。これから提起した論点を大切にしてつないでいこう」とあいさつ。

 

 

政党からは日本共産党京都府委員会・渡辺和俊委員長、新社会党京都本部・駒井高之副委員長、緑の党グリーンズジャパン京都本部の大井哲郎共同代表が参加し、代表して渡辺和俊府委員長(写真下)が挨拶をしました。

渡辺氏は、冒頭、「どこへ行っても、たたかいを通じて築き上げた人と人とのつながりに遭遇する。この人を候補者に押し上げたのは、間違いなかった。みなさんと共に候補者の奮闘に感謝の拍手を送ります。送り出してくれた京都総評の仲間のみなさんにも、感謝申し上げます」とあいさつ。選挙戦を振り返り、今後の課題などを述べました。

 

 

佐々木まゆみ宇治市会議員(写真下)は、「この選挙では大きなものを得た」として「憲法の『憲』の字を持った梶川さんは適任であった」と振り返りました。そして「選挙を何回か重ねる中でつながりが深まってきている。2018年福山選挙、その後の宇治市長選挙で市民とともに戦う選挙を重ね成長。梶川票25万、こんな街にしたいという府民の思いの詰まった25万票。今後の戦いの土台。ここからがスタート」と述べました。

 

 

柳生・京都総評事務局長は、選挙戦を振り返っての梶川さんの人となり、感想を述べました。そして梶川氏の立候補について「最初はとても無理と思っていたが、議論を重ね「議長の分もみんなで頑張ろう」ということになったと経過報告。さらに、この選挙を通じた財産として「最低賃金1500円など労働組合が掲げる要求と政策が合致。推薦決議が労組から次々」とあったことなども報告。働く者の権利を守る労働組合の社会的役割の理解を広げた選挙になり、組織も元気になったとお礼を述べました。

 

 

つなぐ京都2022の福島事務長は、選挙戦にかかわったすべてのの方々にお礼を述べ、選挙戦を振り返りました。最後に「知事選で浮き彫りになった課題での戦いをさらに発展させよう」と呼びかけました。

 

 

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