9日、北区杉阪地域へ。無法な盛土を許すな!住民の安全、林業を守れ!

2022年04月9日

 

9日、早朝、井坂博文市会議員と杉阪で街頭演説。
早朝から、地元のみなさんの多くの方々の参加と激励ありがとうございました。

 

さて、国会には、各都道府県の木が、衆参両院の前庭に植えられています。京都の木は「北山杉」(北山台杉)です。
昨年、藤田林業さんの手で植え替えが行われました。他の樹木は、国会の庭師が剪定しますが、北山杉だけは、京都の枝打ち師が剪定しています。

写真下は、衆院の北山杉。

 

 

写真下は、参院側の北山杉。

 

 

北山杉植栽のまちとして有名なのが杉阪を含む中川地域です。

その杉阪の山林を削って無法な盛土が行われています。京都市議会でも日本共産党市会議員団が、地元住民のみなさんの声を届け、陳情に応え是正指導を求めてきたところです。

私も懇談し、地元現地の調査を行い、国会でも取り上げ「盛土規制の強化」「建設残土」の法律の必要性を要求しました。その結果、政府は3月に盛土規制の法案(宅地造成等規制法の一部を改正する法律案)を提出するに至っています。

日本共産党国会議員団は、この法案をより良いものにするために、アセスの実施、住民合意、建設残土の処理の適正化の修正案を他の野党とも共同して提出しようと努力しています。

街頭宣伝では、この間の国会での取り組みを報告しました。 

最後に、行政の姿勢が問題。国会で京都市の弱腰を批判し、法令通りの適正な指導を行うべきだと述べ、首長の姿勢が問われている。要は住民の声に耳を傾け、儲けよりも住民の命と安全を第一にする府政を、かじかわ憲さんでつくろう、ささえる府会議員として福田ようすけさんを押し上げていただきたいと訴えました。

 

 

北区山間部の雲ケ畑から安井昭夫(写真下)さんが、知事には、かじかわ憲さん、府会議員補欠選挙では日本共産党の福田ようすけさんをと応援の訴え。
先祖代々山を守り鴨川の源流を大切にしてきた、日常生活は山林の仕事。降ってわいた北陸新幹線延伸計画。京都盆地の地下水はどうなる?鴨川を横切る計画は、トンネルは大丈夫かなど次々と疑問がわいてくる。何の回答もせずに、計画だけは黙ってすすめるやり方は許せない。山を守り、林業を大切にする仲間としてお互いに力を尽くそうと呼びかけました。
井坂市会議員が司会を務めました。