第208回 国会召集。通常国会にあたって、団総会で志位委員長があいさつ

2022年01月18日

 

第208回国会(通常国会)が召集されました。会期は6月15日の150日間です。

議員団総会であいさつに立った志位和夫委員長は、「この国会は、岸田政権とのはじめての本格的な論戦の場になる。7月の参院選挙に直結する国会。議員団が国民の期待にこたえて元気一杯奮闘を」と述べました。

 

 

国会で、まず「新型コロナオミクロン株から国民の命を守ることは、最優先の課題だ」と提起。ワクチン3回目接種が0・9%、検査体制、医療、保健所体制の強化の遅れ、米軍基地が水際対策の「大穴」となっていると対策の後手後手の状況を告発。

 

 

次に、「岸田政権との論戦をどうすすめるか」について米国に追従して、敵基地攻撃能力の保有、6兆円を超える大軍拡、憲法9条改定など日本を「戦争をする国」にする動きに断固反対を貫いていこうと呼びかけました。

 

 

岸田総理が、「新自由主義の弊害」を述べざるを得なくなっている。「弊害」をどう認識しているのか、転換する意思があるのかを追及していきたいとし、新自由主義を根本から転換し、雇用、社会保障、税制、環境、ジェンダーなどあらゆる分野で”やさしく強い経済”をつくる抜本的対案を示していこうと提起しました。

岸田政権と正面から対決し、外交でも内政でも、国民からみて安心できる、希望がもてる抜本的対案を示す論戦を行なおうと強調しました。

 

 

さらに、岸田政権は、腐敗体質・強権体質でも、安倍・菅政権と変わらない。森本、桜、河井夫妻の巨額買収事件など疑惑にフタの姿勢、統計改ざん問題も含め真相の徹底究明をと述べ、今闘われている名護市長選、南城市長選に勝利に連帯をと呼びかけました。

最後に、日本共産党ならではの値打ちが輝く論戦を展開し、参院選勝利・躍進の道を切り開こうと訴えました。